【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の西武秩父線 (吾野駅~西武秩父駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.1万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -71.9%( -36.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.7年(昨年 22.4年から +46.0 %増)。平均土地面積は 83.7 坪 (昨年 98.5 坪から -15.0 %減)。平均建物面積は 45.6 坪 (昨年 32.6 坪から +39.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。横瀬駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは横瀬駅で昨年に比べ +22.0 %、坪単価は 40.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(横瀬駅)は +22.0 %(坪単価 +7.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西武秩父駅)は -88.7 %(坪単価 -69.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 32.5 分 → 2024年 15.8 分、-51.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 22.4 年 → 2024年 32.7 年、+46.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.5万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +22.0%( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西武秩父駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -88.7%( -69.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
西武秩父線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
吾野駅 | 9.5万/坪 (28.3年/96.3坪) | - | 15.0万/坪 (36.5年/76.1坪) |
西吾野駅 | - | 97.4万/坪 (7.8年/109坪) | 10.4万/坪 (38.3年/68.1坪) |
正丸駅 | 7.0万/坪 (32.3年/63.5坪) | - | 26.9万/坪 (32.3年/78.7坪) |
芦ケ久保駅 | - | - | - |
横瀬駅 | 40.5万/坪 (22.3年/56.0坪) | 33.2万/坪 (24.2年/86.6坪) | 29.7万/坪 (27.5年/80.8坪) |
西武秩父駅 | 8.8万/坪 (48.0年/93.8坪) | 78.0万/坪 (24.3年/135坪) | 79.3万/坪 (0.25年/63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
横瀬駅 40.5 万/坪(昨年同期比 +22.0 %)
横瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.5万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +22.0%( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 24.2年から -8.1 %減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 86.6 坪から -35.4 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 29.0 坪から -16.5 %減)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)
西武秩父駅 8.8 万/坪(昨年同期比 -88.7 %)
西武秩父駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -88.7%( -69.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.0年(昨年 24.3年から +97.9 %増)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 134.6 坪から -30.3 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 45.4 坪から -30.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 9.5 分 → 2024年 8.0 分、-15.8 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 24.3 年 → 2024年 48.0 年、+97.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示