【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜12月期の紀州鉄道 (御坊駅～西御坊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -38.7％( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 41.5年(昨年 33.9年から +22.5 ％増)。平均土地面積は 110.5 坪 (昨年 136.6 坪から -19.1 ％減)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 47.5 坪から -32.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(御坊駅)は -42.9 ％(坪単価 -13.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(市役所前駅)は -46.0 ％(坪単価 -12.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 29.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 33.9 年 → 2023年 41.5 年、+22.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 35.7 ％ → 2023年 62.5 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 11.1 ％ → 2023年 7.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -42.9％( -13.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -46.0％( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて +116.7％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 紀州鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 御坊駅 | 17.5万/坪 (44.4年/91.1坪) | 30.6万/坪 (35.4年/148坪) | 5.0万/坪 (35.3年/47.6坪) |
| 学門駅 | - | - | 12.2万/坪 (54.4年/45.4坪) |
| 紀伊御坊駅 | - | - | - |
| 市役所前駅 | 15.0万/坪 (42.3年/136坪) | 27.7万/坪 (30.1年/110坪) | 26.6万/坪 (29.3年/113坪) |
| 西御坊駅 | 25.3万/坪 (36.3年/80.4坪) | - | 26.6万/坪 (29.5年/93.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御坊駅 17.5 万/坪(昨年同期比 -42.9 ％)
御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -42.9％( -13.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.4年(昨年 35.4年から +25.4 ％増)。平均土地面積は 91.1 坪 (昨年 147.8 坪から -38.4 ％減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 57.9 坪から -48.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 36.8 分 → 2023年 18.1 分、-50.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 ％ → 2023年 12.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 35.4 年 → 2023年 44.4 年、+25.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 ％ → 2023年 75.0 ％)
市役所前駅 15.0 万/坪(昨年同期比 -46.0 ％)
市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -46.0％( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて +116.7％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 30.1年から +40.7 ％増)。平均土地面積は 136.4 坪 (昨年 109.5 坪から +24.5 ％増)。平均建物面積は 33.9 坪 (昨年 33.8 坪から +0.2 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 ％ → 2023年 40.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 30.1 年 → 2023年 42.3 年、+40.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 33.3 分 → 2023年 49.0 分、+47.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 60.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示