【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期の紀州鉄道 (御坊駅～西御坊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.0万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -59.7％( -14.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて +133.3％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 47.6年(昨年 38.4年から +23.9 ％増)。平均土地面積は 78.2 坪 (昨年 103.9 坪から -24.7 ％減)。平均建物面積は 26.8 坪 (昨年 61.3 坪から -56.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。御坊駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは御坊駅で昨年に比べ +29.8 ％、坪単価は 3.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(御坊駅)は +29.8 ％(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(市役所前駅)は -88.1 ％(坪単価 -41.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.7 分 → 2023年 20.6 分、-32.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 38.4 年 → 2023年 47.6 年、+23.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 66.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -88.1％( -41.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +29.8％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 紀州鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 御坊駅 | 3.4万/坪 (51.8年/72.6坪) | 2.6万/坪 (47.3年/98.3坪) | - |
| 学門駅 | - | - | - |
| 紀伊御坊駅 | - | - | - |
| 市役所前駅 | 5.6万/坪 (49.3年/75.6坪) | 46.9万/坪 (20.8年/115坪) | 21.7万/坪 (25.8年/162坪) |
| 西御坊駅 | 23.1万/坪 (41.8年/87.7坪) | - | 4.1万/坪 (45.8年/65.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御坊駅 3.4 万/坪(昨年同期比 +29.8 ％)
御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +29.8％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 51.8年(昨年 47.3年から +9.5 ％増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 98.3 坪から -26.2 ％減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 75.6 坪から -63.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.0 分 → 2023年 8.5 分、-46.9 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
市役所前駅 5.6 万/坪(昨年同期比 -88.1 ％)
市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -88.1％( -41.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 49.3年(昨年 20.8年から +137.3 ％増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 115.0 坪から -34.2 ％減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 46.9 坪から -45.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 60.0 分 → 2023年 20.7 分、-65.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 20.8 年 → 2023年 49.3 年、+137.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示