【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の紀州鉄道 (御坊駅～西御坊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -44.3％( -16.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.3年(昨年 29.8年から +25.2 ％増)。平均土地面積は 126.4 坪 (昨年 94.5 坪から +33.7 ％増)。平均建物面積は 29.2 坪 (昨年 34.8 坪から -16.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。市役所前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは市役所前駅で昨年に比べ +20.5 ％、坪単価は 21.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(市役所前駅)は +20.5 ％(坪単価 +3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(御坊駅)は -79.3 ％(坪単価 -37.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 40.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 29.8 年 → 2023年 37.3 年、+25.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 39.6 分 → 2023年 50.1 分、+26.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +20.5％( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -79.3％( -37.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 紀州鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 御坊駅 | 9.9万/坪 (44.6年/55.0坪) | 47.8万/坪 (29.8年/98.3坪) | 5.0万/坪 (35.3年/47.6坪) |
| 学門駅 | - | - | 8.8万/坪 (58.8年/43.1坪) |
| 紀伊御坊駅 | - | - | - |
| 市役所前駅 | 21.0万/坪 (36.6年/166坪) | 17.4万/坪 (0年/75.6坪) | 32.1万/坪 (33.6年/92.8坪) |
| 西御坊駅 | 54.6万/坪 (19.3年/63.5坪) | - | 29.3万/坪 (26.8年/60.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
市役所前駅 21.0 万/坪(昨年同期比 +20.5 ％)
市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +20.5％( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 165.9 坪 (昨年 75.6 坪から +119.4 ％増)。平均建物面積は 30.9 坪 (昨年 45.4 坪から -31.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.5 分 → 2023年 71.5 分、+429.6 ％と大きく増加)
御坊駅 9.9 万/坪(昨年同期比 -79.3 ％)
御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -79.3％( -37.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.6年(昨年 29.8年から +49.8 ％増)。平均土地面積は 55.0 坪 (昨年 98.3 坪から -44.1 ％減)。平均建物面積は 23.2 坪 (昨年 29.5 坪から -21.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 50.0 分 → 2023年 19.3 分、-61.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 29.8 年 → 2023年 44.6 年、+49.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 ％ → 2023年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示