【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期のJR日高本線 (苫小牧駅～鵡川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.3万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -16.3％( -7.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて +15.8％( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 39.9年(昨年 30.2年から +32.4 ％増)。平均土地面積は 104.0 坪 (昨年 102.8 坪から +1.2 ％増)。平均建物面積は 48.1 坪 (昨年 51.2 坪から -6.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。苫小牧駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは鵡川駅で昨年に比べ -75.7 ％、坪単価は 6.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(苫小牧駅)は -9.6 ％(坪単価 -4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵡川駅)は -75.7 ％(坪単価 -18.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.2 年 → 2024年 39.9 年、+32.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.4 分 → 2024年 28.8 分、+48.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 29.4 ％ → 2024年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった苫小牧駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.9万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -9.6％( -4.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(１年前(2023年)に比べて +11.8％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鵡川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -75.7％( -18.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR日高本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 苫小牧駅 | 44.9万/坪 (38.2年/86.4坪) | 49.7万/坪 (28.9年/102坪) | 39.7万/坪 (27.1年/112坪) |
| 勇払駅 | 20.8万/坪 (52.3年/106坪) | - | 16.8万/坪 (35.6年/88.5坪) |
| 浜厚真駅 | - | - | - |
| 鵡川駅 | 6.0万/坪 (48.3年/262坪) | 24.7万/坪 (32.3年/106坪) | 2.1万/坪 (45.3年/348坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
苫小牧駅 44.9 万/坪(昨年同期比 -9.6 ％)
苫小牧駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.9万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -9.6％( -4.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(１年前(2023年)に比べて +11.8％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 38.2年(昨年 28.9年から +32.4 ％増)。平均土地面積は 86.4 坪 (昨年 102.2 坪から -15.5 ％減)。平均建物面積は 50.8 坪 (昨年 53.1 坪から -4.4 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 28.9 年 → 2024年 38.2 年、+32.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 21.3 分 → 2024年 25.8 分、+21.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 26.7 ％ → 2024年 41.2 ％)
鵡川駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -75.7 ％)
鵡川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -75.7％( -18.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 48.3年(昨年 32.3年から +49.6 ％増)。平均土地面積は 261.7 坪 (昨年 105.9 坪から +147.1 ％増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 22.7 坪から +13.3 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 32.3 年 → 2024年 48.3 年、+49.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 1.0 分 → 2024年 64.5 分、+6350.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示