【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年4月〜6月期のJR山陰本線 (梁瀬駅~居組駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.4万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +82.2%( +20.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2023年)に比べて -67.6%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 37.2年から -38.3 %減)。平均土地面積は 122.5 坪 (昨年 104.5 坪から +17.2 %増)。平均建物面積は 45.6 坪 (昨年 65.0 坪から -29.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。国府駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浜坂駅で昨年に比べ +2415.6 %、坪単価は 141 万円/坪となった。
上位 2 駅(浜坂駅、和田山駅)は +1351.2 %(坪単価 +83.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(八鹿駅、国府駅)は -25.3 %(坪単価 -14.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 37.2 年 → 2024年 23.0 年、-38.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.4 % → 2024年 30.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 55.2 % → 2024年 30.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 34.5 分 → 2024年 42.5 分、+23.3 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浜坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 141万円/坪(42.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +2415.6%( +135.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八鹿駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -73.1%( -33.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
梁瀬駅 | 2.2万/坪 (0年/393坪) | - | 1.4万/坪 (45.3年/99.8坪) |
和田山駅 | 43.3万/坪 (27.3年/83.2坪) | 11.2万/坪 (37.8年/245坪) | 39.9万/坪 (38.3年/60.9坪) |
養父駅 | - | 8.9万/坪 (26.3年/162坪) | 33.1万/坪 (28.3年/99.8坪) |
八鹿駅 | 12.3万/坪 (36.6年/96.3坪) | 45.7万/坪 (9.8年/60.5坪) | 18.3万/坪 (49.6年/185坪) |
江原駅 | 46.3万/坪 (11.3年/154坪) | 13.7万/坪 (43.8年/116坪) | 33.7万/坪 (33.3年/116坪) |
国府駅 | 23.5万/坪 (42.3年/236坪) | 19.1万/坪 (26.3年/63.0坪) | 27.2万/坪 (26.3年/59.0坪) |
豊岡駅 | 73.3万/坪 (5.8年/60.5坪) | 31.9万/坪 (38.8年/85.5坪) | 11.5万/坪 (45.8年/67.5坪) |
玄武洞駅 | - | - | - |
城崎温泉駅 | - | 22.4万/坪 (56.3年/39.3坪) | - |
竹野駅 | - | - | 21.2万/坪 (0年/66.6坪) |
佐津駅 | - | - | - |
柴山駅 | - | - | 2.1万/坪 (45.8年/33.3坪) |
香住駅 | - | - | - |
鎧駅 | - | - | - |
餘部駅 | - | - | - |
久谷駅 | - | - | - |
浜坂駅 | 141万/坪 (0.25年/49.9坪) | 5.6万/坪 (39.8年/128坪) | 6.8万/坪 (67.3年/139坪) |
諸寄駅 | - | - | - |
居組駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浜坂駅 141.0 万/坪(昨年同期比 +2415.6 %)
浜坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 141万円/坪(42.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +2415.6%( +135.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.3年(昨年 39.8年から -99.4 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 127.6 坪から -60.9 %減)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 56.5 坪から -59.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 39.8 年 → 2024年 0.3 年、-99.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 43.7 分 → 2024年 7.0 分、-84.0 %と大きく減少)
和田山駅 43.3 万/坪(昨年同期比 +286.8 %)
和田山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.3万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +286.8%( +32.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 37.8年から -27.8 %減)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 245.0 坪から -66.0 %減)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 62.0 坪から -17.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 37.8 年 → 2024年 27.3 年、-27.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.3 分 → 2024年 50.0 分、+105.5 %と大きく増加)
八鹿駅 12.3 万/坪(昨年同期比 -73.1 %)
八鹿駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -73.1%( -33.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.6年(昨年 9.8年から +275.2 %増)。平均土地面積は 96.3 坪 (昨年 60.5 坪から +59.2 %増)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 68.4 坪から -44.8 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 9.8 年 → 2024年 36.6 年、+275.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 40.5 分 → 2024年 54.0 分、+33.3 %と大きく増加)
国府駅 23.5 万/坪(昨年同期比 +22.5 %)
国府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.5万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +22.5%( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 26.3年から +61.0 %増)。平均土地面積は 236.0 坪 (昨年 63.0 坪から +274.4 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 34.8 坪から +34.8 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 26.3 年 → 2024年 42.3 年、+61.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示