【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期のJR和田岬線 (兵庫駅～和田岬駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 100万円/坪(30.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +64.4％( +39.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.8年(昨年 25.2年から -41.3 ％減)。平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 43.9 坪から -62.1 ％減)。平均建物面積は 31.5 坪 (昨年 126.1 坪から -75.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。兵庫駅、和田岬駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは兵庫駅で昨年に比べ +76.9 ％、坪単価は 99.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(兵庫駅)は +76.9 ％(坪単価 +43.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和田岬駅)は +29.3 ％(坪単価 +23.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 25.2 年 → 2023年 14.8 年、-41.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.4 分 → 2023年 8.8 分、+37.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 60.0 ％ → 2023年 20.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和田岬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +29.3％( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった兵庫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.7万円/坪(30.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +76.9％( +43.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| JR和田岬線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 兵庫駅 | 99.7万/坪 (18.3年/15.9坪) | 56.3万/坪 (30.0年/51.0坪) | 89.3万/坪 (26.3年/47.6坪) |
| 和田岬駅 | 103万/坪 (1.0年/19.7坪) | 80.0万/坪 (6.0年/15.1坪) | 60.2万/坪 (14.0年/31.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
兵庫駅 99.7 万/坪(昨年同期比 +76.9 ％)
兵庫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.7万円/坪(30.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +76.9％( +43.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.3年(昨年 30.0年から -39.2 ％減)。平均土地面積は 15.9 坪 (昨年 51.0 坪から -68.9 ％減)。平均建物面積は 30.6 坪 (昨年 150.5 坪から -79.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 30.0 年 → 2023年 18.3 年、-39.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.8 分 → 2023年 9.8 分、+44.4 ％と大きく増加)
和田岬駅 103.5 万/坪(昨年同期比 +29.3 ％)
和田岬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +29.3％( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 1.0年(昨年 6.0年から -83.3 ％減)。平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 15.1 坪から +30.0 ％増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 28.7 坪から +21.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 6.0 年 → 2023年 1.0 年、-83.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示