【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR和田岬線 (兵庫駅～和田岬駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.4万円/坪(23.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +52.6％( +26.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 30.4年から -7.7 ％減)。平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 23.8 坪から +90.9 ％増)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 29.4 坪から +85.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。和田岬駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは和田岬駅で昨年に比べ -4.9 ％、坪単価は 62.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(兵庫駅)は +106.2 ％(坪単価 +46.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和田岬駅)は -4.9 ％(坪単価 -3.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 7.3 分 → 2020年 5.0 分、-31.4 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 66.7 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 ％ → 2020年 100.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった兵庫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.6万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +106.2％( +46.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和田岬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.1万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -4.9％( -3.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR和田岬線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 兵庫駅 | 90.6万/坪 (23.5年/61.3坪) | 44.0万/坪 (34.3年/24.8坪) | 95.1万/坪 (17.5年/21.2坪) |
| 和田岬駅 | 62.1万/坪 (32.5年/13.6坪) | 65.3万/坪 (22.5年/21.2坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
兵庫駅 90.6 万/坪(昨年同期比 +106.2 ％)
兵庫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.6万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +106.2％( +46.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 34.3年から -31.4 ％減)。平均土地面積は 61.3 坪 (昨年 24.8 坪から +147.0 ％増)。平均建物面積は 93.8 坪 (昨年 28.7 坪から +226.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 34.3 年 → 2020年 23.5 年、-31.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 8.8 分 → 2020年 5.5 分、-37.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
和田岬駅 62.1 万/坪(昨年同期比 -4.9 ％)
和田岬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.1万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -4.9％( -3.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.5年(昨年 22.5年から +44.4 ％増)。平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 21.2 坪から -35.7 ％減)。平均建物面積は 15.1 坪 (昨年 31.0 坪から -51.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 22.5 年 → 2020年 32.5 年、+44.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 3.5 分 → 2020年 4.0 分、+14.3 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示