【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の京都丹後鉄道宮豊線 (宮津駅~久美浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.0万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +51.6%( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -4.3%( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.8年(昨年 40.7年から +2.8 %増)。平均土地面積は 89.8 坪 (昨年 132.2 坪から -32.1 %減)。平均建物面積は 51.6 坪 (昨年 50.7 坪から +1.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。岩滝口駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは与謝野駅で昨年に比べ +453.4 %、坪単価は 23.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(与謝野駅)は +453.4 %(坪単価 +19.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宮津駅)は -26.8 %(坪単価 -1.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 56.2 % → 2022年 47.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 52.9 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 13.0 % → 2022年 4.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった峰山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.6万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +218.2%( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宮津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -26.8%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
京都丹後鉄道宮豊線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宮津駅 | 3.6万/坪 (59.8年/95.3坪) | 5.0万/坪 (61.3年/68.6坪) | 4.6万/坪 (62.8年/23.2坪) |
天橋立駅 | - | - | - |
岩滝口駅 | 16.6万/坪 (42.3年/113坪) | 14.1万/坪 (34.9年/158坪) | 130万/坪 (17.8年/111坪) |
与謝野駅 | 23.6万/坪 (23.3年/69.6坪) | 4.3万/坪 (35.8年/130坪) | 26.4万/坪 (33.3年/139坪) |
京丹後大宮駅 | - | 29.4万/坪 (20.3年/168坪) | 11.8万/坪 (29.3年/84.7坪) |
峰山駅 | 32.6万/坪 (46.5年/90.0坪) | 10.3万/坪 (47.6年/107坪) | 11.6万/坪 (43.1年/155坪) |
網野駅 | 14.9万/坪 (37.3年/51.4坪) | 5.5万/坪 (35.3年/133坪) | 3.9万/坪 (54.3年/81.7坪) |
夕日ケ浦木津温泉駅 | - | 0.9万/坪 (36.3年/124坪) | - |
小天橋駅 | - | - | - |
かぶと山駅 | - | - | - |
久美浜駅 | 22.0万/坪 (21.3年/103坪) | - | 8.4万/坪 (30.3年/90.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
与謝野駅 23.6 万/坪(昨年同期比 +453.4 %)
与謝野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.6万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +453.4%( +19.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 35.8年から -35.0 %減)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 130.1 坪から -46.5 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 49.2 坪から -13.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 35.8 年 → 2022年 23.3 年、-35.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 31.0 分 → 2022年 60.0 分、+93.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
宮津駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -26.8 %)
宮津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -26.8%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 59.8年(昨年 61.3年から -2.5 %減)。平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 68.6 坪から +39.0 %増)。平均建物面積は 97.6 坪 (昨年 46.9 坪から +108.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 21.5 分、+330.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示