【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年10月〜12月期の京都丹後鉄道宮豊線 (宮津駅~久美浜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -45.5%( -6.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 31 件(1年前(2019年)に比べて +158.3%( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.9年(昨年 37.9年から +15.9 %増)。平均土地面積は 119.4 坪 (昨年 90.4 坪から +32.1 %増)。平均建物面積は 61.1 坪 (昨年 43.0 坪から +42.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。岩滝口駅、小天橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小天橋駅で昨年に比べ +59.3 %、坪単価は 10.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(小天橋駅)は +59.3 %(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(網野駅)は -62.2 %(坪単価 -9.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 36.4 % → 2020年 10.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 37.9 年 → 2020年 43.9 年、+15.9 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 41.2 分 → 2020年 46.0 分、+11.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 54.5 % → 2020年 80.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岩滝口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.2万円/坪(4.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +34.0%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった網野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -62.2%( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
京都丹後鉄道宮豊線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宮津駅 | 9.2万/坪 (47.3年/47.6坪) | 21.9万/坪 (23.8年/57.5坪) | 9.2万/坪 (47.3年/48.9坪) |
天橋立駅 | - | - | - |
岩滝口駅 | 16.2万/坪 (39.3年/68.1坪) | 12.1万/坪 (38.1年/89.6坪) | 21.1万/坪 (37.3年/185坪) |
与謝野駅 | 6.0万/坪 (40.5年/213坪) | 15.5万/坪 (51.8年/48.4坪) | 2.5万/坪 (40.4年/222坪) |
京丹後大宮駅 | - | 24.4万/坪 (22.8年/142坪) | 9.1万/坪 (21.8年/46.9坪) |
峰山駅 | 4.8万/坪 (50.2年/121坪) | - | 13.6万/坪 (24.8年/93.8坪) |
網野駅 | 5.6万/坪 (42.3年/96.0坪) | 14.8万/坪 (43.4年/47.4坪) | 10.7万/坪 (31.3年/52.9坪) |
夕日ケ浦木津温泉駅 | 13.4万/坪 (0年/230坪) | - | - |
小天橋駅 | 10.5万/坪 (46.8年/106坪) | 6.6万/坪 (27.8年/54.5坪) | - |
かぶと山駅 | - | - | |
久美浜駅 | - | 5.9万/坪 (45.8年/281坪) | 4.3万/坪 (0年/124坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小天橋駅 10.5 万/坪(昨年同期比 +59.3 %)
小天橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +59.3%( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 46.8年(昨年 27.8年から +68.5 %増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 54.5 坪から +94.4 %増)。平均建物面積は 44.6 坪 (昨年 34.8 坪から +28.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 27.8 年 → 2020年 46.8 年、+68.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 21.0 分 → 2020年 30.0 分、+42.9 %と大きく増加)
網野駅 5.6 万/坪(昨年同期比 -62.2 %)
網野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -62.2%( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 43.4年から -2.7 %減)。平均土地面積は 96.0 坪 (昨年 47.4 坪から +102.7 %増)。平均建物面積は 72.9 坪 (昨年 37.3 坪から +95.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.3 分 → 2020年 41.5 分、+85.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示