【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の京都丹後鉄道宮舞線 (西舞鶴駅～宮津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -61.7％( -25.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2022年)に比べて -5.6％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 39.4年(昨年 28.7年から +37.5 ％増)。平均土地面積は 84.3 坪 (昨年 74.3 坪から +13.4 ％増)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 60.3 坪から -28.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(栗田駅)は +52677.1 ％(坪単価 +8.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西舞鶴駅)は -74.7 ％(坪単価 -46.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.7 年 → 2023年 39.4 年、+37.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 53.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.9万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +420.5％( +15.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった栗田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +52677.1％( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 京都丹後鉄道宮舞線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西舞鶴駅 | 15.6万/坪 (39.1年/73.6坪) | 61.8万/坪 (15.4年/66.0坪) | 76.4万/坪 (21.2年/70.4坪) |
| 四所駅 | - | 9.1万/坪 (0年/54.5坪) | - |
| 東雲駅 | - | - | - |
| 丹後神崎駅 | - | - | - |
| 丹後由良駅 | 7.0万/坪 (0年/221坪) | - | 6.0万/坪 (0年/87.7坪) |
| 栗田駅 | 8.4万/坪 (46.3年/81.7坪) | 0.02万/坪 (59.3年/109坪) | - |
| 宮津駅 | 18.9万/坪 (38.5年/77.9坪) | 3.6万/坪 (59.8年/95.3坪) | 5.0万/坪 (61.3年/68.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
栗田駅 8.4 万/坪(昨年同期比 +52677.1 ％)
栗田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +52677.1％( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 46.3年(昨年 59.3年から -21.9 ％減)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 108.9 坪から -25.0 ％減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 63.5 坪から -28.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 59.3 年 → 2023年 46.3 年、-21.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 5.0 分、-83.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
西舞鶴駅 15.6 万/坪(昨年同期比 -74.7 ％)
西舞鶴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -74.7％( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -25.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.1年(昨年 15.4年から +154.0 ％増)。平均土地面積は 73.6 坪 (昨年 66.0 坪から +11.5 ％増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 51.4 坪から -17.6 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 15.4 年 → 2023年 39.1 年、+154.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.5 分 → 2023年 23.9 分、+65.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 ％ → 2023年 42.9 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示