【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の近鉄鳥羽線 (宇治山田駅~鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.3万円/坪(19.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +24.2%( +12.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +42.9%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.7年(昨年 22.9年から +69.0 %増)。平均土地面積は 63.2 坪 (昨年 61.4 坪から +3.0 %増)。平均建物面積は 56.8 坪 (昨年 33.0 坪から +72.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。五十鈴川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは五十鈴川駅で昨年に比べ +43.2 %、坪単価は 114 万円/坪となった。
上位 1 駅(五十鈴川駅)は +43.2 %(坪単価 +34.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥羽駅)は -66.8 %(坪単価 -22.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 59.3 分 → 2021年 34.0 分、-42.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 22.9 年 → 2021年 38.7 年、+69.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +43.2%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -66.8%( -22.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄鳥羽線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宇治山田駅 | 25.7万/坪 (38.8年/35.7坪) | 39.5万/坪 (1.3年/44.4坪) | 32.2万/坪 (20.5年/38.9坪) |
五十鈴川駅 | 114万/坪 (37.6年/90.8坪) | 79.6万/坪 (28.8年/86.2坪) | 162万/坪 (43.3年/56.7坪) |
朝熊駅 | - | - | - |
池の浦駅 | - | - | 26.4万/坪 (53.3年/63.5坪) |
鳥羽駅 | 11.2万/坪 (41.3年/90.8坪) | 33.7万/坪 (27.8年/62.0坪) | 1.2万/坪 (0年/28.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
五十鈴川駅 113.9 万/坪(昨年同期比 +43.2 %)
五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +43.2%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.6年(昨年 28.8年から +30.7 %増)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 86.2 坪から +5.3 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 36.3 坪から +25.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 28.8 年 → 2021年 37.6 年、+30.7 %と大きく増加)
鳥羽駅 11.2 万/坪(昨年同期比 -66.8 %)
鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -66.8%( -22.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.3年(昨年 27.8年から +48.6 %増)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 62.0 坪から +46.3 %増)。平均建物面積は 187.6 坪 (昨年 31.0 坪から +504.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 64.0 分 → 2021年 4.0 分、-93.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 27.8 年 → 2021年 41.3 年、+48.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示