【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR肥薩線 (吉松駅~隼人駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +31.2%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2022年)に比べて -32.1%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 138.8 坪 (昨年 136.7 坪から +1.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。嘉例川駅、日当山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大隅横川駅で昨年に比べ +2069.0 %、坪単価は 0.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(大隅横川駅)は +2069.0 %(坪単価 +0.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(隼人駅)は -3.2 %(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 44.9 分 → 2023年 30.8 分、-31.2 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった嘉例川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +40.6%( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大隅横川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +2069.0%( +0.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR肥薩線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
吉松駅 | - | 0.7万/坪 (142坪) | - |
栗野駅 | 1.6万/坪 (454坪) | 1.5万/坪 (240坪) | 2.9万/坪 (66.0坪) |
大隅横川駅 | 0.7万/坪 (251坪) | 0.03万/坪 (30.3坪) | 0.10万/坪 (221坪) |
植村駅 | - | - | - |
霧島温泉駅 | - | 1.3万/坪 (287坪) | 2.3万/坪 (133坪) |
嘉例川駅 | 7.1万/坪 (81.7坪) | 5.1万/坪 (160坪) | 2.3万/坪 (228坪) |
中福良駅 | - | - | - |
表木山駅 | - | - | - |
日当山駅 | 4.8万/坪 (136坪) | 2.5万/坪 (93.5坪) | 8.3万/坪 (87.7坪) |
隼人駅 | 6.9万/坪 (89.5坪) | 7.1万/坪 (120坪) | 10.8万/坪 (147坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大隅横川駅 0.7 万/坪(昨年同期比 +2069.0 %)
大隅横川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +2069.0%( +0.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 251.1 坪 (昨年 30.3 坪から +730.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 60.0 分 → 2023年 8.0 分、-86.7 %と大きく減少)
隼人駅 6.9 万/坪(昨年同期比 -3.2 %)
隼人駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -3.2%( -0.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -36.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.5 坪 (昨年 120.0 坪から -25.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 18.9 分 → 2023年 23.3 分、+23.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示