【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR肥薩線 (吉松駅～隼人駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -22.3％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(１年前(2022年)に比べて +36.8％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 176.7 坪 (昨年 128.6 坪から +37.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。嘉例川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは嘉例川駅で昨年に比べ +32.6 ％、坪単価は 4.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(嘉例川駅)は +32.6 ％(坪単価 +1.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(日当山駅)は -11.7 ％(坪単価 -0.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 21.1 ％ → 2023年 3.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった隼人駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.0万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -4.2％( -0.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった栗野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -10.6％( -0.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR肥薩線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 吉松駅 | - | 3.0万/坪 (200坪) | 0.3万/坪 (57.5坪) |
| 栗野駅 | 2.0万/坪 (231坪) | 2.3万/坪 (87.7坪) | 1.2万/坪 (137坪) |
| 大隅横川駅 | 1.2万/坪 (112坪) | - | - |
| 植村駅 | - | - | - |
| 霧島温泉駅 | 0.4万/坪 (198坪) | - | 2.4万/坪 (148坪) |
| 嘉例川駅 | 4.3万/坪 (91.5坪) | 3.3万/坪 (141坪) | - |
| 中福良駅 | - | - | - |
| 表木山駅 | - | - | - |
| 日当山駅 | 4.6万/坪 (224坪) | 5.2万/坪 (107坪) | 9.0万/坪 (100坪) |
| 隼人駅 | 10.0万/坪 (126坪) | 10.4万/坪 (116坪) | 7.4万/坪 (115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
嘉例川駅 4.3 万/坪(昨年同期比 +32.6 ％)
嘉例川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +32.6％( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 140.7 坪から -34.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 60.0 分 → 2023年 45.0 分、-25.0 ％と大きく減少)
日当山駅 4.6 万/坪(昨年同期比 -11.7 ％)
日当山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -11.7％( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2022年)に比べて +150.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 223.9 坪 (昨年 107.0 坪から +109.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 29.5 分 → 2023年 33.6 分、+13.9 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示