【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の東海道新幹線 (熱海駅~浜松駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +24.6%( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 271 件(1年前(2021年)に比べて -24.5%( -88件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.2 坪 (昨年 95.6 坪から +8.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。掛川駅、浜松駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは熱海駅で昨年に比べ +25394.0 %、坪単価は 68.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(熱海駅)は +25394.0 %(坪単価 +68.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三島駅)は +7.1 %(坪単価 +2.3 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.5万円/坪(20.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +25394.0%( +68.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった掛川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +52.3%( +5.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
熱海駅 | 68.5万/坪 (202坪) | 0.27万/坪 (92.6坪) | 27.6万/坪 (78.3坪) |
三島駅 | 34.4万/坪 (107坪) | 32.1万/坪 (65.8坪) | 32.6万/坪 (97.9坪) |
静岡駅 | 49.4万/坪 (95.0坪) | 44.2万/坪 (70.9坪) | 39.2万/坪 (64.1坪) |
掛川駅 | 17.3万/坪 (122坪) | 11.4万/坪 (105坪) | 13.9万/坪 (72.8坪) |
浜松駅 | 27.5万/坪 (101坪) | 22.2万/坪 (110坪) | 22.6万/坪 (93.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
熱海駅 68.5 万/坪(昨年同期比 +25394.0 %)
熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.5万円/坪(20.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +25394.0%( +68.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 201.7 坪 (昨年 92.6 坪から +117.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 14.0 分、-84.4 %と大きく減少)
三島駅 34.4 万/坪(昨年同期比 +7.1 %)
三島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +7.1%( +2.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 30 件(1年前(2021年)に比べて -18.9%( -7件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 106.9 坪 (昨年 65.8 坪から +62.5 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示