【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR五能線 (大間越駅～川部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +5.3％( +0.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2023年)に比べて -17.4％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 113.0 坪 (昨年 141.6 坪から -20.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。陸奥鶴田駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは陸奥鶴田駅で昨年に比べ +16.3 ％、坪単価は 3.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(陸奥鶴田駅、五所川原駅)は +8.7 ％(坪単価 +0.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(木造駅、板柳駅)は -69.2 ％(坪単価 -3.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.3 分 → 2024年 24.0 分、+31.1 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 17.4 ％ → 2024年 5.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五所川原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +1.1％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木造駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.25万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -69.9％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR五能線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大間越駅 | - | - | - |
| 白神岳登山口駅 | - | - | - |
| 松神駅 | - | - | - |
| 十二湖駅 | - | - | - |
| 陸奥岩崎駅 | - | 2.6万/坪 (90.8坪) | - |
| 陸奥沢辺駅 | - | - | - |
| 艫作駅 | - | - | - |
| 横磯駅 | - | - | - |
| 深浦駅 | - | - | - |
| 広戸駅 | - | - | - |
| 追良瀬駅 | - | - | - |
| 驫木駅 | - | - | - |
| 北金ケ沢駅 | - | - | - |
| 陸奥柳田駅 | - | - | - |
| 陸奥赤石駅 | - | - | - |
| 鰺ケ沢駅 | 3.7万/坪 (79.4坪) | 4.1万/坪 (24.7坪) | 4.8万/坪 (99.8坪) |
| 鳴沢駅 | - | - | - |
| 越水駅 | - | - | - |
| 陸奥森田駅 | - | - | - |
| 中田駅 | - | 0.9万/坪 (103坪) | - |
| 木造駅 | 0.8万/坪 (81.7坪) | 2.8万/坪 (341坪) | - |
| 五所川原駅 | 7.5万/坪 (121坪) | 7.4万/坪 (135坪) | 11.1万/坪 (75.6坪) |
| 陸奥鶴田駅 | 3.8万/坪 (209坪) | 3.2万/坪 (120坪) | 2.9万/坪 (124坪) |
| 鶴泊駅 | - | - | - |
| 板柳駅 | 2.0万/坪 (30.3坪) | 6.5万/坪 (38.6坪) | 3.8万/坪 (44.6坪) |
| 林崎駅 | - | - | - |
| 藤崎駅 | 4.1万/坪 (109坪) | 5.9万/坪 (110坪) | 4.8万/坪 (228坪) |
| 川部駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
陸奥鶴田駅 3.8 万/坪(昨年同期比 +16.3 ％)
陸奥鶴田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +16.3％( +0.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 120.2 坪から +73.6 ％増)。
五所川原駅 7.5 万/坪(昨年同期比 +1.1 ％)
五所川原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +1.1％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 120.6 坪 (昨年 134.8 坪から -10.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.6 分 → 2024年 25.5 分、+63.2 ％と大きく増加)
木造駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -69.9 ％)
木造駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.25万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -69.9％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 341.1 坪から -76.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.5 分 → 2024年 120.0 分、+389.8 ％と大きく増加)
板柳駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -68.5 ％)
板柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -68.5％( -4.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 38.6 坪から -21.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 47.0 分 → 2024年 16.0 分、-66.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示