【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の島原鉄道 (諫早駅～島原港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +14.4％( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 28 件(１年前(2023年)に比べて +3.7％( +1件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 117.4 坪 (昨年 94.4 坪から +24.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。幸駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは霊丘公園体育館駅で昨年に比べ +300.0 ％、坪単価は 13.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(霊丘公園体育館駅、幸駅)は +199.4 ％(坪単価 +8.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小野駅、吾妻駅)は -74.5 ％(坪単価 -8.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.0 分 → 2024年 17.8 分、-29.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.4 ％ → 2024年 3.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +10.3％( +1.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて +28.6％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -90.4％( -13.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 島原鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 諫早駅 | 16.6万/坪 (163坪) | 15.1万/坪 (108坪) | 11.3万/坪 (137坪) |
| 本諫早駅 | - | - | - |
| 幸駅 | 15.8万/坪 (86.2坪) | 8.0万/坪 (47.9坪) | - |
| 小野駅 | 1.4万/坪 (63.5坪) | 14.6万/坪 (59.0坪) | - |
| 干拓の里駅 | - | - | - |
| 森山駅 | - | - | - |
| 釜ノ鼻駅 | - | 4.6万/坪 (60.5坪) | - |
| 諫早東高校駅 | - | 4.2万/坪 (151坪) | 1.0万/坪 (145坪) |
| 愛野駅 | 4.0万/坪 (212坪) | 7.0万/坪 (128坪) | 3.5万/坪 (155坪) |
| 阿母崎駅 | - | - | - |
| 吾妻駅 | 2.5万/坪 (148坪) | 6.0万/坪 (51.4坪) | 3.4万/坪 (119坪) |
| 古部駅 | - | - | 2.9万/坪 (136坪) |
| 大正駅 | - | - | 3.7万/坪 (81.7坪) |
| 西郷駅 | - | - | - |
| 神代駅 | - | - | 1.8万/坪 (51.4坪) |
| 多比良駅 | - | 5.7万/坪 (22.7坪) | 2.0万/坪 (130坪) |
| 有明湯江駅 | 7.9万/坪 (151坪) | - | - |
| 大三東駅 | - | - | - |
| 松尾駅 | 1.7万/坪 (139坪) | - | 7.1万/坪 (63.5坪) |
| 三会駅 | 6.9万/坪 (93.8坪) | - | - |
| 島原駅 | 9.5万/坪 (59.5坪) | 10.4万/坪 (68.6坪) | 14.3万/坪 (56.0坪) |
| 霊丘公園体育館駅 | 13.2万/坪 (27.2坪) | 3.3万/坪 (72.6坪) | 12.8万/坪 (23.4坪) |
| 島原船津駅 | - | 1.3万/坪 (269坪) | 6.7万/坪 (79.4坪) |
| 島原港駅 | 4.3万/坪 (67.6坪) | 5.9万/坪 (81.2坪) | 5.2万/坪 (63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
霊丘公園体育館駅 13.2 万/坪(昨年同期比 +300.0 ％)
霊丘公園体育館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +300.0％( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 72.6 坪から -62.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 8.0 分 → 2024年 7.0 分、-12.5 ％と減少)
幸駅 15.8 万/坪(昨年同期比 +98.8 ％)
幸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +98.8％( +7.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 47.9 坪から +80.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 33.3 分 → 2024年 13.0 分、-61.0 ％と大きく減少)
小野駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -90.4 ％)
小野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -90.4％( -13.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 59.0 坪から +7.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.0 分 → 2024年 60.0 分、+361.5 ％と大きく増加)
吾妻駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -58.6 ％)
吾妻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -58.6％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 51.4 坪から +188.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 1.0 分 → 2024年 26.0 分、+2500.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示