【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の上毛電鉄上毛線 (中央前橋駅~西桐生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +58.3%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -65.5%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 122.7 坪 (昨年 120.7 坪から +1.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。樋越駅、赤城駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは樋越駅で昨年に比べ +79.3 %、坪単価は 1.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(樋越駅、赤城駅)は +65.0 %(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大胡駅、片貝駅)は -55.9 %(坪単価 -5.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.4 % → 2024年 20.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった城東駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.5万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -0.2%( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大胡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -60.7%( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
上毛電鉄上毛線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中央前橋駅 | 12.2万/坪 (28.7坪) | 19.1万/坪 (33.3坪) | 14.9万/坪 (61.6坪) |
城東駅 | 20.5万/坪 (63.5坪) | 20.5万/坪 (151坪) | - |
三俣駅 | 16.5万/坪 (110坪) | - | 18.3万/坪 (169坪) |
片貝駅 | 8.5万/坪 (118坪) | 17.3万/坪 (39.3坪) | 2.8万/坪 (54.5坪) |
上泉駅 | - | - | 6.2万/坪 (257坪) |
赤坂駅 | - | - | 6.6万/坪 (118坪) |
心臓血管センター駅 | - | - | 2.4万/坪 (105坪) |
江木駅 | - | 9.1万/坪 (83.7坪) | - |
大胡駅 | 1.4万/坪 (454坪) | 3.6万/坪 (118坪) | 3.4万/坪 (109坪) |
樋越駅 | 1.8万/坪 (33.3坪) | 1.0万/坪 (116坪) | 0.7万/坪 (363坪) |
北原駅 | - | - | - |
新屋駅 | - | - | - |
粕川駅 | - | 0.20万/坪 (121坪) | 1.0万/坪 (209坪) |
膳駅 | - | - | - |
新里駅 | - | 1.5万/坪 (301坪) | - |
新川駅 | - | - | 3.7万/坪 (81.7坪) |
東新川駅 | - | - | - |
赤城駅 | 10.2万/坪 (157坪) | 6.7万/坪 (145坪) | 8.0万/坪 (105坪) |
桐生球場前駅 | - | - | - |
天王宿駅 | - | - | - |
丸山下駅 | - | - | - |
西桐生駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
樋越駅 1.8 万/坪(昨年同期比 +79.3 %)
樋越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +79.3%( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 116.0 坪から -71.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 47.0 分 → 2024年 90.0 分、+91.5 %と大きく増加)
赤城駅 10.2 万/坪(昨年同期比 +50.7 %)
赤城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +50.7%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 145.2 坪から +8.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.0 分 → 2024年 11.0 分、-56.0 %と大きく減少)
大胡駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -60.7 %)
大胡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -60.7%( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 453.8 坪 (昨年 117.8 坪から +285.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 43.3 分 → 2024年 75.0 分、+73.3 %と大きく増加)
片貝駅 8.5 万/坪(昨年同期比 -51.0 %)
片貝駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -51.0%( -8.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 39.3 坪から +200.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 16.0 分 → 2024年 18.0 分、+12.5 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示