【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の東北新幹線 (新白河駅~福島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +52.7%( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 112 件(1年前(2023年)に比べて -75.9%( -352件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 130.2 坪から -11.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。郡山駅、福島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは郡山駅で昨年に比べ +60.6 %、坪単価は 28.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(郡山駅)は +60.6 %(坪単価 +10.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新白河駅)は -56.0 %(坪単価 -4.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 43.2 分 → 2024年 35.4 分、-17.9 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.9 % → 2024年 2.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.5万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +60.6%( +10.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(1年前(2023年)に比べて -81.5%( -198件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -56.0%( -4.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -50件/坪)と大幅に減少しています。)。
東北新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新白河駅 | 3.5万/坪 (196坪) | 8.0万/坪 (131坪) | 7.8万/坪 (151坪) |
郡山駅 | 28.5万/坪 (125坪) | 17.7万/坪 (128坪) | 17.5万/坪 (123坪) |
福島駅 | 24.3万/坪 (94.1坪) | 16.0万/坪 (134坪) | 18.4万/坪 (127坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
郡山駅 28.5 万/坪(昨年同期比 +60.6 %)
郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.5万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +60.6%( +10.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(1年前(2023年)に比べて -81.5%( -198件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.9 坪 (昨年 127.6 坪から -2.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 46.7 分 → 2024年 40.8 分、-12.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.8 % → 2024年 2.2 %)
新白河駅 3.5 万/坪(昨年同期比 -56.0 %)
新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -56.0%( -4.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -50件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 195.6 坪 (昨年 130.7 坪から +49.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 36.5 分 → 2024年 53.9 分、+47.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示