【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の東北新幹線 (新白河駅～福島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.3万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +50.7％( +8.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 64 件(１年前(2023年)に比べて -45.3％( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 121.4 坪 (昨年 133.1 坪から -8.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。郡山駅、福島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島駅で昨年に比べ +52.2 ％、坪単価は 26.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(福島駅)は +52.2 ％(坪単価 +9.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新白河駅)は -75.4 ％(坪単価 -5.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 40.3 分 → 2024年 35.4 分、-12.0 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 1.7 ％ → 2024年 1.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.3万円/坪(8.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +40.6％( +7.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(１年前(2023年)に比べて -51.7％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -75.4％( -5.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東北新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新白河駅 | 1.9万/坪 (240坪) | 7.8万/坪 (147坪) | 6.5万/坪 (193坪) |
| 郡山駅 | 27.3万/坪 (134坪) | 19.4万/坪 (136坪) | 18.6万/坪 (111坪) |
| 福島駅 | 26.6万/坪 (94.7坪) | 17.5万/坪 (122坪) | 11.0万/坪 (199坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福島駅 26.6 万/坪(昨年同期比 +52.2 ％)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +52.2％( +9.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(１年前(2023年)に比べて -17.9％( -7件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 94.7 坪 (昨年 121.9 坪から -22.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 34.4 分 → 2024年 28.4 分、-17.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.6 ％ → 2024年 3.1 ％)
新白河駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -75.4 ％)
新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -75.4％( -5.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 240.5 坪 (昨年 146.8 坪から +63.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 21.9 分 → 2024年 52.2 分、+138.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示