【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の東北新幹線 (新白河駅~福島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +19.9%( +2.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 117 件(1年前(2022年)に比べて +15.8%( +16件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 150.7 坪から -11.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。新白河駅、福島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島駅で昨年に比べ +59.1 %、坪単価は 17.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(福島駅)は +59.1 %(坪単価 +6.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(郡山駅)は +4.4 %(坪単価 +0.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +4.4%( +0.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 58 件(1年前(2022年)に比べて +13.7%( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +20.8%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2022年)に比べて -16.7%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
東北新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新白河駅 | 7.8万/坪 (147坪) | 6.5万/坪 (193坪) | 4.3万/坪 (163坪) |
郡山駅 | 19.4万/坪 (136坪) | 18.6万/坪 (111坪) | 14.6万/坪 (126坪) |
福島駅 | 17.5万/坪 (122坪) | 11.0万/坪 (199坪) | 20.5万/坪 (111坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福島駅 17.5 万/坪(昨年同期比 +59.1 %)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +59.1%( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 121.9 坪 (昨年 198.9 坪から -38.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 26.2 分 → 2023年 34.4 分、+31.1 %と大きく増加)
郡山駅 19.4 万/坪(昨年同期比 +4.4 %)
郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +4.4%( +0.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 58 件(1年前(2022年)に比べて +13.7%( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 136.0 坪 (昨年 111.4 坪から +22.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 41.4 分 → 2023年 50.5 分、+22.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示