物件種別
対象路線
調査期間
土地
2021年第1四半期
2021年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2021年1月〜3月期の阿武隈急行 (福島駅兜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.1万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.3%( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(1年前(2020年)に比べて -28.9%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 127.9 坪 (昨年 111.6 坪から +14.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。福島駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは卸町駅で昨年に比べ -58.1 %、坪単価は 10.3 万円/坪となった。

上位 1 駅(梁川駅)は +722.1 %(坪単価 +7.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(卸町駅)は -58.1 %(坪単価 -14.3 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 24.9 分 → 2021年 29.9 分、+20.3 %と大きく増加)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.5万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -6.6%( -1.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて -40.0%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった保原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.2%( -1.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

阿武隈急行(沿線・駅ごとの土地について)
阿武隈急行現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
福島駅20.5万/坪
(111坪)
21.9万/坪
(122坪)
18.3万/坪
(125坪)
卸町駅10.3万/坪
(60.5坪)
24.6万/坪
(52.9坪)
16.2万/坪
(143坪)
福島学院前駅-14.6万/坪
(60.5坪)
15.3万/坪
(57.5坪)
瀬上駅5.0万/坪
(484坪)
--
向瀬上駅--1.4万/坪
(363坪)
高子駅---
上保原駅1.3万/坪
(138坪)
--
保原駅6.2万/坪
(130坪)
7.9万/坪
(124坪)
11.4万/坪
(99.5坪)
大泉駅--0.7万/坪
(151坪)
二井田駅---
新田駅-2.6万/坪
(45.4坪)
-
梁川駅8.1万/坪
(148坪)
1.0万/坪
(142坪)
-
やながわ希望の森公園前駅---
富野駅-1.7万/坪
(19.7坪)
-
兜駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

梁川駅8.1 万/坪(昨年同期比 +722.1 %)

梁川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +722.1%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 142.2 坪から +4.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.0 分 → 2021年 11.0 分、-31.2 %と大きく減少)

卸町駅10.3 万/坪(昨年同期比 -58.1 %)

卸町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -58.1%( -14.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 52.9 坪から +14.3 %増)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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