【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜9月期のJR後藤寺線 (新飯塚駅~田川後藤寺駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -32.0%( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(1年前(2022年)に比べて -68.2%( -58件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 171.2 坪 (昨年 156.2 坪から +9.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。下鴨生駅、筑前庄内駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下鴨生駅で昨年に比べ +64.4 %、坪単価は 3.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(下鴨生駅)は +64.4 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新飯塚駅)は -36.6 %(坪単価 -4.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.5 % → 2023年 3.7 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 5.9 % → 2023年 3.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -36.6%( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて -71.1%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田川後藤寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -26.1%( -0.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR後藤寺線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新飯塚駅 | 6.9万/坪 (171坪) | 10.9万/坪 (170坪) | 8.2万/坪 (115坪) |
上三緒駅 | 3.8万/坪 (260坪) | 3.7万/坪 (96.2坪) | 3.4万/坪 (95.5坪) |
下鴨生駅 | 3.5万/坪 (80.2坪) | 2.1万/坪 (115坪) | 1.8万/坪 (143坪) |
筑前庄内駅 | 2.4万/坪 (180坪) | 1.5万/坪 (266坪) | 1.0万/坪 (72.1坪) |
船尾駅 | - | 1.8万/坪 (78.7坪) | 2.9万/坪 (154坪) |
田川後藤寺駅 | 2.3万/坪 (185坪) | 3.2万/坪 (185坪) | 3.6万/坪 (211坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下鴨生駅 3.5 万/坪(昨年同期比 +64.4 %)
下鴨生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +64.4%( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -87.5%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 80.2 坪 (昨年 114.7 坪から -30.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 49.6 分 → 2023年 29.5 分、-40.5 %と大きく減少)
新飯塚駅 6.9 万/坪(昨年同期比 -36.6 %)
新飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -36.6%( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて -71.1%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 171.3 坪 (昨年 170.2 坪から +0.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 6.7 % → 2023年 7.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示