【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の北陸鉄道石川線 (西泉駅～鶴来駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -18.9％( -4.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 26 件(１年前(2021年)に比べて -25.7％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 107.6 坪 (昨年 83.9 坪から +28.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。四十万駅、小柳駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは四十万駅で昨年に比べ +66.3 ％、坪単価は 21.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(四十万駅、小柳駅)は +51.4 ％(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(日御子駅、乙丸駅)は -53.5 ％(坪単価 -13.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.9 ％ → 2022年 4.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.6 分 → 2022年 17.3 分、+27.3 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 ％ → 2022年 4.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった乙丸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.2万円/坪(8.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -35.6％( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった日御子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -71.3％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 北陸鉄道石川線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西泉駅 | - | - | - |
| 新西金沢駅 | - | - | - |
| 押野駅 | 29.6万/坪 (57.5坪) | - | 29.9万/坪 (46.9坪) |
| 野々市駅 | 27.3万/坪 (77.7坪) | 29.9万/坪 (112坪) | 23.8万/坪 (116坪) |
| 野々市工大前駅 | 22.8万/坪 (263坪) | 31.6万/坪 (72.6坪) | 23.0万/坪 (162坪) |
| 馬替駅 | - | 31.5万/坪 (100坪) | 15.3万/坪 (424坪) |
| 額住宅前駅 | - | 25.0万/坪 (56.0坪) | - |
| 乙丸駅 | 29.2万/坪 (287坪) | 45.4万/坪 (62.0坪) | 21.0万/坪 (222坪) |
| 四十万駅 | 21.4万/坪 (106坪) | 12.9万/坪 (76.4坪) | 15.9万/坪 (242坪) |
| 陽羽里駅 | - | - | 7.9万/坪 (75.6坪) |
| 曽谷駅 | 18.9万/坪 (84.7坪) | 20.3万/坪 (93.8坪) | 19.1万/坪 (57.5坪) |
| 道法寺駅 | 18.7万/坪 (52.2坪) | 20.6万/坪 (47.6坪) | 19.3万/坪 (61.3坪) |
| 井口駅 | 11.6万/坪 (56.0坪) | 11.6万/坪 (49.9坪) | 15.8万/坪 (59.0坪) |
| 小柳駅 | 14.5万/坪 (75.6坪) | 10.7万/坪 (54.5坪) | 12.9万/坪 (63.5坪) |
| 日御子駅 | 4.1万/坪 (274坪) | 14.2万/坪 (67.3坪) | 16.3万/坪 (142坪) |
| 鶴来駅 | 8.8万/坪 (59.0坪) | - | 7.0万/坪 (107坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
四十万駅 21.4 万/坪(昨年同期比 +66.3 ％)
四十万駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.4万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +66.3％( +8.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 76.4 坪から +38.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 7.5 分 → 2022年 6.2 分、-16.7 ％と減少)
小柳駅 14.5 万/坪(昨年同期比 +36.6 ％)
小柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +36.6％( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 54.5 坪から +38.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 30.0 分 → 2022年 60.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
日御子駅 4.1 万/坪(昨年同期比 -71.3 ％)
日御子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -71.3％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 273.8 坪 (昨年 67.3 坪から +306.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 23.0 分、+187.5 ％と大きく増加)
乙丸駅 29.2 万/坪(昨年同期比 -35.6 ％)
乙丸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.2万円/坪(8.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -35.6％( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 287.4 坪 (昨年 62.0 坪から +363.4 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示