【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の近江鉄道八日市線 (八日市駅～近江八幡駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +19.2％( +2.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 30 件(１年前(2022年)に比べて -21.1％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 131.0 坪 (昨年 87.5 坪から +49.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。八日市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは八日市駅で昨年に比べ +54.1 ％、坪単価は 12.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(八日市駅)は +54.1 ％(坪単価 +4.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新八日市駅)は -22.2 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 38.1 分 → 2023年 25.3 分、-33.7 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった近江八幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.9万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +6.3％( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2022年)に比べて -11.1％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新八日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -22.2％( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 近江鉄道八日市線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 八日市駅 | 12.3万/坪 (75.1坪) | 8.0万/坪 (120坪) | 4.6万/坪 (139坪) |
| 新八日市駅 | 8.0万/坪 (224坪) | 10.3万/坪 (24.2坪) | 7.1万/坪 (71.8坪) |
| 太郎坊宮前駅 | - | 21.4万/坪 (51.4坪) | 17.0万/坪 (77.1坪) |
| 市辺駅 | - | 5.9万/坪 (84.7坪) | - |
| 平田駅 | - | 9.6万/坪 (64.5坪) | - |
| 武佐駅 | - | - | - |
| 近江八幡駅 | 21.9万/坪 (164坪) | 20.6万/坪 (75.7坪) | 17.8万/坪 (91.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八日市駅 12.3 万/坪(昨年同期比 +54.1 ％)
八日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +54.1％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.1 坪 (昨年 119.8 坪から -37.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 74.2 分 → 2023年 29.1 分、-60.8 ％と大きく減少)
新八日市駅 8.0 万/坪(昨年同期比 -22.2 ％)
新八日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -22.2％( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 223.9 坪 (昨年 24.2 坪から +825.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.0 分 → 2023年 15.0 分、+275.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示