【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のJR東北本線 (黒磯駅~豊原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +17.6%( +0.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 59 件(1年前(2021年)に比べて -33.7%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 175.3 坪 (昨年 165.7 坪から +5.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。黒磯駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高久駅で昨年に比べ +167.7 %、坪単価は 1.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(高久駅)は +167.7 %(坪単価 +0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(黒田原駅)は -74.5 %(坪単価 -1.3 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった黒磯駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +20.8%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 48 件(1年前(2021年)に比べて -34.2%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.23万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -40.1%( -0.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR東北本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
黒磯駅 | 2.7万/坪 (174坪) | 2.2万/坪 (172坪) | 2.3万/坪 (160坪) |
高久駅 | 1.5万/坪 (156坪) | 0.6万/坪 (145坪) | 0.6万/坪 (183坪) |
黒田原駅 | 0.4万/坪 (198坪) | 1.7万/坪 (139坪) | 1.9万/坪 (86.9坪) |
豊原駅 | 0.23万/坪 (175坪) | 0.4万/坪 (131坪) | 0.01万/坪 (78.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高久駅 1.5 万/坪(昨年同期比 +167.7 %)
高久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +167.7%( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 155.8 坪 (昨年 145.2 坪から +7.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 65.0 分 → 2022年 105.0 分、+61.5 %と大きく増加)
黒田原駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -74.5 %)
黒田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.13万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -74.5%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 197.6 坪 (昨年 138.5 坪から +42.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 75.0 分 → 2022年 54.2 分、-27.8 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示