【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期のJR東北本線 (黒磯駅～豊原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -8.7％( -0.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 89 件(１年前(2020年)に比べて +45.9％( +28件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 165.7 坪 (昨年 150.4 坪から +10.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。黒磯駅、高久駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは黒田原駅で昨年に比べ -9.4 ％、坪単価は 1.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(豊原駅)は +2930.9 ％(坪単価 +0.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(黒田原駅)は -9.4 ％(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 73.0 分 → 2021年 81.1 分、+11.0 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった黒磯駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -4.3％( -0.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 73 件(１年前(2020年)に比べて +46.0％( +23件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +2930.9％( +0.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +700.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR東北本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 黒磯駅 | 2.2万/坪 (172坪) | 2.3万/坪 (160坪) | 2.5万/坪 (143坪) |
| 高久駅 | 0.6万/坪 (145坪) | 0.6万/坪 (183坪) | 0.8万/坪 (210坪) |
| 黒田原駅 | 1.7万/坪 (139坪) | 1.9万/坪 (86.9坪) | 1.7万/坪 (165坪) |
| 豊原駅 | 0.4万/坪 (131坪) | 0.01万/坪 (78.7坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
豊原駅 0.4 万/坪(昨年同期比 +2930.9 ％)
豊原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +2930.9％( +0.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +700.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 130.8 坪 (昨年 78.7 坪から +66.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 30.0 分 → 2021年 86.2 分、+187.5 ％と大きく増加)
黒田原駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -9.4 ％)
黒田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -9.4％( -0.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて -25.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 138.5 坪 (昨年 86.9 坪から +59.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 52.5 分 → 2021年 75.0 分、+42.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示