【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の真岡鐵道 (久下田駅～茂木駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +15.0％( +0.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 68 件(１年前(2021年)に比べて -34.6％( -36件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.8 坪 (昨年 149.1 坪から -6.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。寺内駅、益子駅、七井駅、多田羅駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは七井駅で昨年に比べ +93.9 ％、坪単価は 4.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(七井駅、益子駅)は +92.6 ％(坪単価 +2.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(市塙駅、北真岡駅)は -37.6 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 30.3 分 → 2022年 26.9 分、-11.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.9 ％ → 2022年 2.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった真岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +14.7％( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 23 件(１年前(2021年)に比べて -17.9％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった寺内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +20.2％( +0.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 真岡鐵道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 久下田駅 | 6.2万/坪 (143坪) | 5.3万/坪 (142坪) | 5.8万/坪 (92.3坪) |
| 寺内駅 | 1.5万/坪 (188坪) | 1.2万/坪 (203坪) | 1.6万/坪 (156坪) |
| 真岡駅 | 10.2万/坪 (143坪) | 8.9万/坪 (178坪) | 6.7万/坪 (157坪) |
| 北真岡駅 | 5.9万/坪 (112坪) | 8.8万/坪 (103坪) | 7.9万/坪 (98.9坪) |
| 西田井駅 | - | - | 0.6万/坪 (154坪) |
| 北山駅 | 1.6万/坪 (257坪) | - | - |
| 益子駅 | 4.7万/坪 (92.6坪) | 2.5万/坪 (195坪) | 2.3万/坪 (165坪) |
| 七井駅 | 4.7万/坪 (77.1坪) | 2.4万/坪 (195坪) | 4.1万/坪 (114坪) |
| 多田羅駅 | 9.7万/坪 (87.3坪) | 5.7万/坪 (92.3坪) | 2.8万/坪 (74.1坪) |
| 市塙駅 | 4.1万/坪 (186坪) | 7.1万/坪 (82.2坪) | 7.6万/坪 (80.8坪) |
| 笹原田駅 | - | - | - |
| 天矢場駅 | - | 0.9万/坪 (274坪) | - |
| 茂木駅 | 1.8万/坪 (100坪) | 2.2万/坪 (132坪) | 2.2万/坪 (200坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
七井駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +93.9 ％)
七井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +93.9％( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 194.7 坪から -60.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 42.0 分 → 2022年 14.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
益子駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +91.3 ％)
益子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +91.3％( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.6 坪 (昨年 194.7 坪から -52.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 36.7 分 → 2022年 21.2 分、-42.1 ％と大きく減少)
市塙駅 4.1 万/坪(昨年同期比 -42.5 ％)
市塙駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -42.5％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて -42.9％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 186.5 坪 (昨年 82.2 坪から +126.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 37.5 分 → 2022年 30.8 分、-17.9 ％と減少)
北真岡駅 5.9 万/坪(昨年同期比 -32.6 ％)
北真岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -32.6％( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 103.2 坪から +8.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 14.2 分 → 2022年 15.8 分、+11.5 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 ％ → 2022年 16.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示