【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期のJR青梅線 (立川駅~奥多摩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.4万円/坪(12.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -40.9%( -28.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 61 件(1年前(2020年)に比べて +8.9%( +5件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 69.1 坪 (昨年 74.2 坪から -6.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。小作駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東青梅駅で昨年に比べ +843.1 %、坪単価は 27.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(東青梅駅、小作駅)は +432.5 %(坪単価 +16.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(立川駅、羽村駅)は -52.4 %(坪単価 -76.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.6 % → 2021年 4.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった立川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.4万円/坪(24.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -61.0%( -128.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.3万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -21.9%( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR青梅線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
立川駅 | 82.4万/坪 (41.1坪) | 211万/坪 (52.7坪) | 163万/坪 (63.3坪) |
西立川駅 | 60.5万/坪 (33.8坪) | 92.1万/坪 (42.4坪) | 57.3万/坪 (45.4坪) |
東中神駅 | 67.8万/坪 (61.6坪) | 66.1万/坪 (39.3坪) | 75.1万/坪 (87.7坪) |
中神駅 | 74.7万/坪 (30.3坪) | 64.4万/坪 (51.1坪) | 67.4万/坪 (125坪) |
昭島駅 | 52.1万/坪 (59.0坪) | 47.3万/坪 (97.6坪) | 73.6万/坪 (28.0坪) |
拝島駅 | 33.7万/坪 (95.6坪) | 50.4万/坪 (87.7坪) | - |
牛浜駅 | - | 51.4万/坪 (40.8坪) | 41.8万/坪 (28.7坪) |
福生駅 | 26.3万/坪 (42.4坪) | 33.7万/坪 (145坪) | 32.3万/坪 (105坪) |
羽村駅 | 32.1万/坪 (129坪) | 57.0万/坪 (56.0坪) | 39.5万/坪 (160坪) |
小作駅 | 43.7万/坪 (46.9坪) | 35.8万/坪 (63.2坪) | 39.6万/坪 (93.3坪) |
河辺駅 | 28.4万/坪 (59.9坪) | 29.9万/坪 (92.8坪) | 34.0万/坪 (111坪) |
東青梅駅 | 27.9万/坪 (66.8坪) | 3.0万/坪 (202坪) | 13.6万/坪 (146坪) |
青梅駅 | 20.2万/坪 (130坪) | - | - |
宮ノ平駅 | - | 13.2万/坪 (36.3坪) | - |
日向和田駅 | 18.4万/坪 (73.7坪) | - | - |
石神前駅 | - | - | - |
二俣尾駅 | - | - | - |
軍畑駅 | 4.5万/坪 (78.7坪) | - | - |
沢井駅 | - | - | - |
御嶽駅 | - | - | - |
川井駅 | - | - | - |
古里駅 | 6.5万/坪 (119坪) | - | - |
鳩ノ巣駅 | - | - | 0.9万/坪 (42.4坪) |
白丸駅 | - | - | - |
奥多摩駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東青梅駅 27.9 万/坪(昨年同期比 +843.1 %)
東青梅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +843.1%( +25.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 66.8 坪 (昨年 201.9 坪から -66.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 60.0 分 → 2021年 11.0 分、-81.7 %と大きく減少)
小作駅 43.7 万/坪(昨年同期比 +22.0 %)
小作駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.7万円/坪(13.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +22.0%( +7.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 63.2 坪から -25.8 %減)。
立川駅 82.4 万/坪(昨年同期比 -61.0 %)
立川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.4万円/坪(24.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -61.0%( -128.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 41.1 坪 (昨年 52.7 坪から -22.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.1 分 → 2021年 19.4 分、+28.3 %と大きく増加)
羽村駅 32.1 万/坪(昨年同期比 -43.8 %)
羽村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -43.8%( -24.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 128.6 坪 (昨年 56.0 坪から +129.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 12.7 分、+26.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示