【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期のJR青梅線 (立川駅~奥多摩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.8万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -26.8%( -18.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 63 件(1年前(2019年)に比べて +61.5%( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.2 坪 (昨年 89.4 坪から -22.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。昭島駅、拝島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは昭島駅で昨年に比べ +61.4 %、坪単価は 82.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(昭島駅、拝島駅)は +50.6 %(坪単価 +25.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小作駅、立川駅)は -41.4 %(坪単価 -43.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 10.3 % → 2020年 7.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった立川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -36.6%( -63.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった青梅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -36.3%( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR青梅線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
立川駅 | 110万/坪 (49.2坪) | 174万/坪 (116坪) | 112万/坪 (63.1坪) |
西立川駅 | 59.2万/坪 (42.4坪) | - | 98.2万/坪 (52.9坪) |
東中神駅 | 54.6万/坪 (69.6坪) | 69.9万/坪 (142坪) | 65.4万/坪 (59.0坪) |
中神駅 | 85.8万/坪 (35.9坪) | - | 77.8万/坪 (47.5坪) |
昭島駅 | 82.1万/坪 (37.2坪) | 50.9万/坪 (76.4坪) | 58.6万/坪 (85.6坪) |
拝島駅 | 70.1万/坪 (55.4坪) | 50.1万/坪 (57.5坪) | 32.4万/坪 (145坪) |
牛浜駅 | 47.2万/坪 (42.4坪) | 55.1万/坪 (174坪) | 50.9万/坪 (39.3坪) |
福生駅 | 39.2万/坪 (37.5坪) | - | 43.9万/坪 (57.0坪) |
羽村駅 | 51.6万/坪 (110坪) | 65.5万/坪 (30.3坪) | 44.3万/坪 (107坪) |
小作駅 | 26.4万/坪 (108坪) | 49.1万/坪 (68.1坪) | 33.8万/坪 (75.2坪) |
河辺駅 | 28.0万/坪 (113坪) | 25.9万/坪 (128坪) | 38.8万/坪 (82.5坪) |
東青梅駅 | 27.6万/坪 (49.2坪) | 33.2万/坪 (51.4坪) | 29.7万/坪 (64.6坪) |
青梅駅 | 15.6万/坪 (77.6坪) | 24.5万/坪 (40.8坪) | - |
宮ノ平駅 | - | - | - |
日向和田駅 | - | - | 12.2万/坪 (40.8坪) |
石神前駅 | - | - | - |
二俣尾駅 | - | - | - |
軍畑駅 | 11.6万/坪 (60.5坪) | - | - |
沢井駅 | - | - | - |
御嶽駅 | - | - | - |
川井駅 | - | - | - |
古里駅 | - | - | - |
鳩ノ巣駅 | - | - | - |
白丸駅 | - | - | - |
奥多摩駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
昭島駅 82.1 万/坪(昨年同期比 +61.4 %)
昭島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.1万円/坪(24.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +61.4%( +31.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 37.2 坪 (昨年 76.4 坪から -51.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 15.5 分 → 2020年 10.2 分、-34.2 %と大きく減少)
拝島駅 70.1 万/坪(昨年同期比 +39.8 %)
拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.1万円/坪(21.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +39.8%( +19.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 55.4 坪 (昨年 57.5 坪から -3.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.8 分 → 2020年 8.2 分、-35.7 %と大きく減少)
小作駅 26.4 万/坪(昨年同期比 -46.2 %)
小作駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -46.2%( -22.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 108.3 坪 (昨年 68.1 坪から +59.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 14.3 分 → 2020年 19.9 分、+39.0 %と大きく増加)
立川駅 110.4 万/坪(昨年同期比 -36.6 %)
立川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -36.6%( -63.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 115.7 坪から -57.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.0 分 → 2020年 13.2 分、+20.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示