【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の西武多摩川線 (武蔵境駅~是政駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 191万円/坪(57.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +35.2%( +49.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて -74.5%( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 41.4 坪 (昨年 48.9 坪から -15.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。武蔵境駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは白糸台駅で昨年に比べ +455.6 %、坪単価は 294 万円/坪となった。
上位 1 駅(白糸台駅)は +455.6 %(坪単価 +241.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多磨駅)は -4.0 %(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 14.9 分 → 2024年 12.5 分、-15.9 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.6 % → 2024年 7.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった白糸台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 294万円/坪(88.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +455.6%( +241.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -4.0%( -4.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
西武多摩川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
武蔵境駅 | 200万/坪 (43.9坪) | 164万/坪 (44.8坪) | 135万/坪 (66.4坪) |
新小金井駅 | 180万/坪 (49.9坪) | 164万/坪 (29.5坪) | 120万/坪 (94.7坪) |
多磨駅 | 99.2万/坪 (38.6坪) | 103万/坪 (52.8坪) | 101万/坪 (43.9坪) |
白糸台駅 | 294万/坪 (13.6坪) | 52.9万/坪 (303坪) | 106万/坪 (37.8坪) |
競艇場前駅 | - | 82.7万/坪 (38.2坪) | 56.3万/坪 (133坪) |
是政駅 | - | 107万/坪 (33.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
白糸台駅 293.8 万/坪(昨年同期比 +455.6 %)
白糸台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 294万円/坪(88.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +455.6%( +241.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 302.5 坪から -95.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.0 分 → 2024年 8.0 分、+33.3 %と大きく増加)
多磨駅 99.2 万/坪(昨年同期比 -4.0 %)
多磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -4.0%( -4.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 52.8 坪から -26.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.7 分 → 2024年 10.0 分、-27.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示