この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の東京メトロ丸ノ内分岐線 (中野坂上駅~方南町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 308万円/坪(93.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +18.7%( +48.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -65.2%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 23.4 坪 (昨年 34.3 坪から -31.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。中野坂上駅、中野新橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中野新橋駅で昨年に比べ +75.1 %、坪単価は 489 万円/坪となった。
上位 1 駅(中野新橋駅)は +75.1 %(坪単価 +209.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(方南町駅)は +0.6 %(坪単価 +1.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.4 % → 2024年 12.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中野新橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 489万円/坪(148万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +75.1%( +209.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった方南町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 249万円/坪(75.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +0.6%( +1.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
東京メトロ丸ノ内分岐線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中野坂上駅 | 334万/坪 (26.5坪) | 254万/坪 (27.8坪) | 278万/坪 (21.9坪) |
中野新橋駅 | 489万/坪 (34.8坪) | 279万/坪 (42.4坪) | 245万/坪 (51.2坪) |
中野富士見町駅 | 312万/坪 (21.2坪) | 298万/坪 (15.1坪) | 198万/坪 (18.2坪) |
方南町駅 | 249万/坪 (19.7坪) | 248万/坪 (34.5坪) | 275万/坪 (43.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中野新橋駅 488.7 万/坪(昨年同期比 +75.1 %)
中野新橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 489万円/坪(148万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +75.1%( +209.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 42.4 坪から -17.9 %減)。
方南町駅 249.1 万/坪(昨年同期比 +0.6 %)
方南町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 249万円/坪(75.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +0.6%( +1.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 34.5 坪から -43.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.5 分 → 2024年 7.0 分、+28.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 27.3 % → 2024年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示