【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期の多摩モノレール (上北台駅～松が谷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.8万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +13.1％( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2019年)に比べて -39.1％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.3 坪 (昨年 108.3 坪から -41.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。上北台駅、桜街道駅、高幡不動駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高幡不動駅で昨年に比べ +79.2 ％、坪単価は 86.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(高幡不動駅、上北台駅)は +69.1 ％(坪単価 +28.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(砂川七番駅、玉川上水駅)は -36.5 ％(坪単価 -25.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 13.0 ％ → 2020年 14.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高幡不動駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.6万円/坪(26.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +79.2％( +38.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった砂川七番駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -63.4％( -45.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 多摩モノレール | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上北台駅 | 50.9万/坪 (47.4坪) | 32.0万/坪 (147坪) | 48.5万/坪 (99.8坪) |
| 桜街道駅 | 73.5万/坪 (40.8坪) | 48.1万/坪 (234坪) | 40.5万/坪 (73.4坪) |
| 玉川上水駅 | 47.8万/坪 (114坪) | 52.9万/坪 (303坪) | 60.8万/坪 (82.0坪) |
| 砂川七番駅 | 26.4万/坪 (37.8坪) | 72.2万/坪 (72.6坪) | - |
| 泉体育館駅 | 71.6万/坪 (36.3坪) | 70.0万/坪 (44.6坪) | 71.0万/坪 (40.8坪) |
| 立飛駅 | - | 127万/坪 (39.3坪) | - |
| 高松駅 | - | - | 116万/坪 (43.9坪) |
| 立川南駅 | - | - | - |
| 柴崎体育館駅 | - | 37.2万/坪 (215坪) | - |
| 甲州街道駅 | - | - | 51.6万/坪 (101坪) |
| 万願寺駅 | - | 66.1万/坪 (81.7坪) | 108万/坪 (139坪) |
| 高幡不動駅 | 86.6万/坪 (63.5坪) | 48.3万/坪 (44.6坪) | 65.9万/坪 (48.4坪) |
| 程久保駅 | - | 37.3万/坪 (59.0坪) | 47.4万/坪 (52.4坪) |
| 多摩動物公園駅 | - | - | - |
| 中央大学・明星大学駅 | - | 35.7万/坪 (75.6坪) | - |
| 大塚・帝京大学駅 | 47.6万/坪 (48.4坪) | 52.5万/坪 (51.4坪) | 24.2万/坪 (454坪) |
| 松が谷駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高幡不動駅 86.6 万/坪(昨年同期比 +79.2 ％)
高幡不動駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.6万円/坪(26.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +79.2％( +38.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 44.6 坪から +42.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.0 分 → 2020年 15.0 分、+36.4 ％と大きく増加)
上北台駅 50.9 万/坪(昨年同期比 +59.0 ％)
上北台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.9万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +59.0％( +18.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.4 坪 (昨年 147.0 坪から -67.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.2 分 → 2020年 10.3 分、-36.2 ％と大きく減少)
砂川七番駅 26.4 万/坪(昨年同期比 -63.4 ％)
砂川七番駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -63.4％( -45.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 72.6 坪から -47.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 9.5 分 → 2020年 8.0 分、-15.8 ％と減少)
玉川上水駅 47.8 万/坪(昨年同期比 -9.6 ％)
玉川上水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.8万円/坪(14.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -9.6％( -5.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 113.9 坪 (昨年 302.5 坪から -62.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 19.0 分 → 2020年 17.0 分、-10.5 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示