【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR羽越本線 (新津駅~府屋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +51.9%( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 51 件(1年前(2021年)に比べて -20.3%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.2 坪 (昨年 148.5 坪から -24.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新発田駅、金塚駅、坂町駅、村上駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは水原駅で昨年に比べ +132.5 %、坪単価は 8.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(水原駅、新発田駅)は +102.8 %(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中条駅、新津駅)は -18.6 %(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 29.1 分 → 2022年 20.4 分、-30.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.6 % → 2022年 9.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新発田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +73.1%( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -12.0%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +62.2%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR羽越本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新津駅 | 10.2万/坪 (70.0坪) | 11.7万/坪 (116坪) | 10.5万/坪 (89.6坪) |
京ケ瀬駅 | - | 9.4万/坪 (99.8坪) | 5.1万/坪 (274坪) |
水原駅 | 8.2万/坪 (322坪) | 3.5万/坪 (165坪) | 4.6万/坪 (63.3坪) |
神山駅 | - | 3.6万/坪 (118坪) | 2.2万/坪 (156坪) |
月岡駅 | - | 0.3万/坪 (60.5坪) | 5.9万/坪 (96.0坪) |
中浦駅 | - | - | - |
新発田駅 | 12.4万/坪 (86.0坪) | 7.2万/坪 (167坪) | 11.1万/坪 (98.0坪) |
加治駅 | - | 0.6万/坪 (49.9坪) | 1.0万/坪 (48.4坪) |
金塚駅 | 1.3万/坪 (124坪) | 0.8万/坪 (59.0坪) | - |
中条駅 | 6.1万/坪 (110坪) | 8.1万/坪 (74.1坪) | 6.2万/坪 (73.2坪) |
平木田駅 | - | - | 2.0万/坪 (160坪) |
坂町駅 | 11.0万/坪 (99.8坪) | 7.0万/坪 (98.3坪) | 4.9万/坪 (99.8坪) |
平林駅 | - | - | - |
岩船町駅 | - | - | 1.9万/坪 (188坪) |
村上駅 | 5.8万/坪 (226坪) | 3.8万/坪 (224坪) | 7.5万/坪 (45.0坪) |
間島駅 | - | - | - |
越後早川駅 | - | - | - |
桑川駅 | - | - | - |
越後寒川駅 | - | - | - |
勝木駅 | - | 2.0万/坪 (206坪) | 5.3万/坪 (39.3坪) |
府屋駅 | 1.8万/坪 (19.7坪) | - | 0.9万/坪 (43.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
水原駅 8.2 万/坪(昨年同期比 +132.5 %)
水原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +132.5%( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 322.2 坪 (昨年 164.9 坪から +95.4 %増)。
新発田駅 12.4 万/坪(昨年同期比 +73.1 %)
新発田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +73.1%( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -12.0%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 86.0 坪 (昨年 167.5 坪から -48.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 29.6 分 → 2022年 21.5 分、-27.4 %と大きく減少)
中条駅 6.1 万/坪(昨年同期比 -24.1 %)
中条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -24.1%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 110.4 坪 (昨年 74.1 坪から +49.0 %増)。
新津駅 10.2 万/坪(昨年同期比 -13.1 %)
新津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -13.1%( -1.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +25.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 70.0 坪 (昨年 115.6 坪から -39.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 20.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示