【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR白新線 (新潟駅~新発田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +18.1%( +3.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 37 件(1年前(2023年)に比べて -64.8%( -68件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 76.4 坪 (昨年 86.2 坪から -11.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新潟駅、豊栄駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは佐々木駅で昨年に比べ +129.2 %、坪単価は 10.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(佐々木駅)は +129.2 %(坪単価 +6.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新発田駅)は -22.9 %(坪単価 -2.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 30.3 分 → 2024年 26.9 分、-11.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.9 % → 2024年 2.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +20.3%( +6.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新発田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -22.9%( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -52.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR白新線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新潟駅 | 37.8万/坪 (83.3坪) | 31.4万/坪 (85.8坪) | 32.6万/坪 (76.0坪) |
東新潟駅 | 22.5万/坪 (75.6坪) | 24.2万/坪 (45.4坪) | 23.9万/坪 (75.0坪) |
大形駅 | - | 15.3万/坪 (105坪) | 16.1万/坪 (88.3坪) |
新崎駅 | - | 10.3万/坪 (49.3坪) | 9.4万/坪 (55.2坪) |
早通駅 | - | 7.2万/坪 (71.1坪) | 2.3万/坪 (166坪) |
豊栄駅 | 14.9万/坪 (56.3坪) | 10.1万/坪 (75.6坪) | 6.8万/坪 (162坪) |
黒山駅 | - | 2.9万/坪 (112坪) | 3.8万/坪 (175坪) |
佐々木駅 | 10.7万/坪 (61.0坪) | 4.7万/坪 (66.6坪) | 2.0万/坪 (84.2坪) |
西新発田駅 | - | 16.5万/坪 (108坪) | 11.3万/坪 (126坪) |
新発田駅 | 9.0万/坪 (77.4坪) | 11.7万/坪 (93.6坪) | 7.9万/坪 (151坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
佐々木駅 10.7 万/坪(昨年同期比 +129.2 %)
佐々木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +129.2%( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 61.0 坪 (昨年 66.6 坪から -8.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 54.0 分 → 2024年 25.3 分、-53.1 %と大きく減少)
新発田駅 9.0 万/坪(昨年同期比 -22.9 %)
新発田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -22.9%( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -52.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.4 坪 (昨年 93.6 坪から -17.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 22.4 分 → 2024年 18.1 分、-19.2 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示