物件種別
対象路線
調査期間
土地
2020年第1四半期
2020年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2020年1月〜3月期のJR白新線 (新潟駅新発田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.4万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +4.7%( +1.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 126 件(1年前(2019年)に比べて +34.0%( +32件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 86.4 坪 (昨年 64.5 坪から +34.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。大形駅新崎駅西新発田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大形駅で昨年に比べ +72.2 %、坪単価は 23.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(大形駅新崎駅)は +63.3 %(坪単価 +7.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(佐々木駅東新潟駅)は -49.4 %(坪単価 -6.4 万円/坪)の下落。

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +12.0%( +3.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 55 件(1年前(2019年)に比べて +10.0%( +5件/坪)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった佐々木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -73.3%( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +450.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR白新線(沿線・駅ごとの土地について)
JR白新線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新潟駅33.7万/坪
(69.2坪)
30.1万/坪
(59.7坪)
29.3万/坪
(101坪)
東新潟駅17.6万/坪
(52.7坪)
23.7万/坪
(51.9坪)
19.4万/坪
(78.3坪)
大形駅23.3万/坪
(85.2坪)
13.5万/坪
(51.9坪)
10.9万/坪
(166坪)
新崎駅12.5万/坪
(58.5坪)
8.1万/坪
(136坪)
14.1万/坪
(107坪)
早通駅6.9万/坪
(275坪)
--
豊栄駅7.8万/坪
(80.7坪)
7.7万/坪
(60.8坪)
14.5万/坪
(85.1坪)
黒山駅---
佐々木駅2.4万/坪
(167坪)
9.1万/坪
(63.5坪)
4.6万/坪
(131坪)
西新発田駅11.8万/坪
(83.2坪)
9.7万/坪
(86.2坪)
-
新発田駅11.1万/坪
(98.0坪)
9.7万/坪
(78.3坪)
14.0万/坪
(111坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大形駅23.3 万/坪(昨年同期比 +72.2 %)

大形駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +72.2%( +9.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +300.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 85.2 坪 (昨年 51.9 坪から +64.1 %増)。

新崎駅12.5 万/坪(昨年同期比 +54.4 %)

新崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +54.4%( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 58.5 坪 (昨年 136.1 坪から -57.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 60.0 分 → 2020年 25.0 分、-58.3 %と大きく減少)

佐々木駅2.4 万/坪(昨年同期比 -73.3 %)

佐々木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -73.3%( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +450.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 167.1 坪 (昨年 63.5 坪から +163.1 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 30.0 分 → 2020年 33.5 分、+11.8 %と増加)

東新潟駅17.6 万/坪(昨年同期比 -25.5 %)

東新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -25.5%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 52.7 坪 (昨年 51.9 坪から +1.6 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.7 分 → 2020年 23.2 分、+48.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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