【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期のJR弥彦線 (弥彦駅～東三条駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +17.7％( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 95.7 坪 (昨年 145.0 坪から -34.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。吉田駅、燕駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは燕駅で昨年に比べ +37.3 ％、坪単価は 9.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(燕駅)は +37.3 ％(坪単価 +2.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西燕駅)は -33.5 ％(坪単価 -2.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 18.1 分 → 2021年 20.3 分、+12.4 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.0万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +27.6％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西燕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -33.5％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR弥彦線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 弥彦駅 | - | 3.0万/坪 (227坪) | 7.5万/坪 (78.7坪) |
| 矢作駅 | 1.4万/坪 (363坪) | - | - |
| 吉田駅 | 10.0万/坪 (68.4坪) | 7.8万/坪 (76.8坪) | 10.0万/坪 (155坪) |
| 西燕駅 | 4.2万/坪 (545坪) | 6.4万/坪 (242坪) | 9.3万/坪 (317坪) |
| 燕駅 | 9.6万/坪 (54.0坪) | 7.0万/坪 (83.8坪) | 12.8万/坪 (87.5坪) |
| 燕三条駅 | 5.0万/坪 (198坪) | 6.7万/坪 (222坪) | 13.5万/坪 (135坪) |
| 北三条駅 | 9.5万/坪 (48.9坪) | - | 16.0万/坪 (50.9坪) |
| 東三条駅 | 10.0万/坪 (60.0坪) | 10.1万/坪 (72.4坪) | 11.2万/坪 (63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
燕駅 9.6 万/坪(昨年同期比 +37.3 ％)
燕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +37.3％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +140.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.0 坪 (昨年 83.8 坪から -35.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 18.0 分 → 2021年 23.6 分、+31.0 ％と大きく増加)
西燕駅 4.2 万/坪(昨年同期比 -33.5 ％)
西燕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -33.5％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 544.5 坪 (昨年 242.0 坪から +125.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 60.0 分、+500.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示