【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜12月期の名鉄豊川線 (国府駅~豊川稲荷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -10.0%( -2.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 84 件(1年前(2019年)に比べて +47.4%( +27件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 97.0 坪 (昨年 92.3 坪から +5.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。諏訪町駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは豊川稲荷駅で昨年に比べ -24.4 %、坪単価は 20.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(八幡駅)は +4.5 %(坪単価 +1.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(豊川稲荷駅)は -24.4 %(坪単価 -6.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 17.5 % → 2020年 9.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった稲荷口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.5万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +0.1%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊川稲荷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.8万円/坪(6.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -24.4%( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
名鉄豊川線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国府駅 | 21.4万/坪 (97.9坪) | 24.2万/坪 (87.4坪) | 23.5万/坪 (84.0坪) |
八幡駅 | 23.0万/坪 (58.8坪) | 22.0万/坪 (53.9坪) | 27.3万/坪 (41.7坪) |
諏訪町駅 | 24.5万/坪 (129坪) | 27.0万/坪 (120坪) | 27.0万/坪 (105坪) |
稲荷口駅 | 25.5万/坪 (55.0坪) | 25.5万/坪 (71.5坪) | 26.4万/坪 (126坪) |
豊川稲荷駅 | 20.8万/坪 (93.3坪) | 27.5万/坪 (94.3坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八幡駅 23.0 万/坪(昨年同期比 +4.5 %)
八幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +4.5%( +1.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.8 坪 (昨年 53.9 坪から +9.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.7 分 → 2020年 11.9 分、+37.2 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 11.1 %)
豊川稲荷駅 20.8 万/坪(昨年同期比 -24.4 %)
豊川稲荷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.8万円/坪(6.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -24.4%( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 93.3 坪 (昨年 94.3 坪から -1.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.7 分 → 2020年 19.0 分、+78.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示