【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の名鉄尾西線 (弥富駅～玉ノ井駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -29.5％( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 58 件(１年前(2022年)に比べて +13.7％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 129.5 坪 (昨年 107.1 坪から +20.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。弥富駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは丸渕駅で昨年に比べ +151.9 ％、坪単価は 2.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(丸渕駅、弥富駅)は +89.6 ％(坪単価 +3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(玉ノ井駅、上丸渕駅)は -95.6 ％(坪単価 -6.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.9 ％ → 2023年 8.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった名鉄一宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.7万円/坪(21.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +7.0％( +4.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった玉ノ井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.07万円/坪(0.02万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -99.1％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄尾西線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 弥富駅 | 22.0万/坪 (54.5坪) | 17.3万/坪 (137坪) | 13.2万/坪 (58.5坪) |
| 五ノ三駅 | - | 18.4万/坪 (63.5坪) | 13.6万/坪 (57.5坪) |
| 佐屋駅 | 3.0万/坪 (233坪) | 12.3万/坪 (102坪) | 11.7万/坪 (191坪) |
| 日比野駅 | 11.7万/坪 (39.8坪) | 32.3万/坪 (90.0坪) | 24.8万/坪 (74.5坪) |
| 津島駅 | 16.2万/坪 (87.4坪) | 19.0万/坪 (73.5坪) | 14.7万/坪 (86.0坪) |
| 町方駅 | 0.01万/坪 (454坪) | - | 4.4万/坪 (248坪) |
| 六輪駅 | 7.8万/坪 (57.5坪) | - | - |
| 渕高駅 | 2.3万/坪 (107坪) | - | - |
| 丸渕駅 | 2.2万/坪 (128坪) | 0.9万/坪 (218坪) | - |
| 上丸渕駅 | 0.5万/坪 (338坪) | 7.0万/坪 (194坪) | 9.7万/坪 (119坪) |
| 森上駅 | 2.9万/坪 (96.3坪) | 10.1万/坪 (180坪) | 5.1万/坪 (135坪) |
| 山崎駅 | - | - | - |
| 玉野駅 | 12.2万/坪 (177坪) | - | - |
| 萩原駅 | 3.8万/坪 (240坪) | 8.4万/坪 (417坪) | 15.8万/坪 (69.6坪) |
| 二子駅 | 12.3万/坪 (134坪) | 14.7万/坪 (144坪) | 20.6万/坪 (64.3坪) |
| 苅安賀駅 | - | - | - |
| 観音寺駅 | 37.4万/坪 (60.5坪) | 48.1万/坪 (77.5坪) | 37.5万/坪 (56.0坪) |
| 名鉄一宮駅 | 70.7万/坪 (31.0坪) | 66.1万/坪 (78.7坪) | - |
| 西一宮駅 | - | 38.6万/坪 (45.9坪) | 36.4万/坪 (30.3坪) |
| 開明駅 | 44.8万/坪 (46.9坪) | - | 26.3万/坪 (60.5坪) |
| 奥町駅 | 20.6万/坪 (108坪) | 22.6万/坪 (56.2坪) | 15.2万/坪 (70.2坪) |
| 玉ノ井駅 | 0.07万/坪 (30.3坪) | 7.5万/坪 (53.4坪) | 17.0万/坪 (85.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
丸渕駅 2.2 万/坪(昨年同期比 +151.9 ％)
丸渕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +151.9％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 128.2 坪 (昨年 217.8 坪から -41.1 ％減)。
弥富駅 22.0 万/坪(昨年同期比 +27.4 ％)
弥富駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +27.4％( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 137.1 坪から -60.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 13.3 分 → 2023年 16.0 分、+20.0 ％と増加)
玉ノ井駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -99.1 ％)
玉ノ井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.07万円/坪(0.02万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -99.1％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 53.4 坪から -43.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.7 分 → 2023年 10.0 分、-31.8 ％と大きく減少)
上丸渕駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -92.1 ％)
上丸渕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.17万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -92.1％( -6.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 337.8 坪 (昨年 193.6 坪から +74.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 27.5 分 → 2023年 5.3 分、-80.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示