【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のリニモ (藤が丘駅～八草駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.7万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +51.3％( +19.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2022年)に比べて -21.4％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 125.9 坪 (昨年 111.5 坪から +12.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。藤が丘駅、杁ケ池公園駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは公園西駅で昨年に比べ +149.4 ％、坪単価は 33.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(公園西駅)は +149.4 ％(坪単価 +19.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(長久手古戦場駅)は -43.7 ％(坪単価 -24.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった杁ケ池公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.5万円/坪(21.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +75.8％( +30.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長久手古戦場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.0万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -43.7％( -24.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| リニモ | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 藤が丘駅 | 60.1万/坪 (134坪) | 48.5万/坪 (58.2坪) | 60.3万/坪 (84.4坪) |
| はなみずき通駅 | 62.0万/坪 (109坪) | 107万/坪 (63.5坪) | 63.3万/坪 (120坪) |
| 杁ケ池公園駅 | 69.5万/坪 (56.3坪) | 39.6万/坪 (185坪) | 60.8万/坪 (79.0坪) |
| 長久手古戦場駅 | 32.0万/坪 (75.6坪) | 56.7万/坪 (178坪) | 59.8万/坪 (123坪) |
| 芸大通駅 | - | 11.0万/坪 (224坪) | 18.0万/坪 (163坪) |
| 公園西駅 | 33.1万/坪 (304坪) | 13.3万/坪 (125坪) | 38.6万/坪 (60.5坪) |
| 愛・地球博記念公園駅 | - | - | - |
| 八草駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
公園西駅 33.1 万/坪(昨年同期比 +149.4 ％)
公園西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +149.4％( +19.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 304.0 坪 (昨年 125.2 坪から +142.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.6 分 → 2023年 7.0 分、-44.6 ％と大きく減少)
長久手古戦場駅 32.0 万/坪(昨年同期比 -43.7 ％)
長久手古戦場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.0万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -43.7％( -24.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 178.5 坪から -57.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.0 分 → 2023年 22.0 分、+144.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示