【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の山陽新幹線 (福山駅~広島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.0万円/坪(25.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +49.6%( +27.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2023年)に比べて -68.8%( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 96.5 坪 (昨年 89.4 坪から +8.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。福山駅、三原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三原駅で昨年に比べ +70.3 %、坪単価は 21.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(三原駅)は +70.3 %(坪単価 +8.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(広島駅)は +13.7 %(坪単価 +13.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 41.4 分 → 2024年 30.7 分、-25.8 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +13.7%( +13.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -56.8%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.2万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +70.3%( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
福山駅 | 37.6万/坪 (176坪) | 23.7万/坪 (129坪) | 24.8万/坪 (105坪) |
新尾道駅 | - | - | - |
三原駅 | 21.2万/坪 (160坪) | 12.5万/坪 (109坪) | 18.6万/坪 (112坪) |
東広島駅 | - | - | - |
広島駅 | 110万/坪 (52.8坪) | 96.3万/坪 (50.9坪) | 106万/坪 (68.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三原駅 21.2 万/坪(昨年同期比 +70.3 %)
三原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.2万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +70.3%( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 160.3 坪 (昨年 108.8 坪から +47.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 35.8 分 → 2024年 11.0 分、-69.3 %と大きく減少)
広島駅 109.5 万/坪(昨年同期比 +13.7 %)
広島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +13.7%( +13.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -56.8%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.8 坪 (昨年 50.9 坪から +3.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 38.1 分 → 2024年 33.1 分、-13.2 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示