【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のJR津山線 (岡山駅～津山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +30.6％( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 58 件(１年前(2022年)に比べて -17.1％( -12件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 88.6 坪 (昨年 122.9 坪から -27.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。岡山駅、津山口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは津山口駅で昨年に比べ +45.7 ％、坪単価は 11.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(津山口駅)は +45.7 ％(坪単価 +3.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(備前原駅)は -8.3 ％(坪単価 -0.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 46.8 分 → 2023年 41.1 分、-12.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 1.4 ％ → 2023年 1.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった法界院駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.1万円/坪(14.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -6.1％( -3.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった備前原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -8.3％( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR津山線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岡山駅 | 45.9万/坪 (91.2坪) | 34.0万/坪 (103坪) | 39.3万/坪 (80.9坪) |
| 法界院駅 | 49.1万/坪 (87.7坪) | 52.3万/坪 (105坪) | 43.0万/坪 (105坪) |
| 備前原駅 | 6.1万/坪 (58.2坪) | 6.6万/坪 (133坪) | 4.1万/坪 (72.6坪) |
| 玉柏駅 | 0.6万/坪 (16.6坪) | - | - |
| 牧山駅 | - | 0.01万/坪 (90.8坪) | - |
| 野々口駅 | - | 8.6万/坪 (139坪) | - |
| 金川駅 | - | 1.9万/坪 (148坪) | 2.7万/坪 (117坪) |
| 建部駅 | - | - | - |
| 福渡駅 | - | - | - |
| 神目駅 | - | - | - |
| 弓削駅 | - | 0.14万/坪 (514坪) | 6.0万/坪 (93.8坪) |
| 誕生寺駅 | - | - | 0.7万/坪 (93.8坪) |
| 小原駅 | - | - | - |
| 亀甲駅 | - | 0.7万/坪 (194坪) | - |
| 佐良山駅 | - | - | 3.0万/坪 (363坪) |
| 津山口駅 | 11.2万/坪 (75.6坪) | 7.7万/坪 (54.5坪) | - |
| 津山駅 | 9.3万/坪 (92.8坪) | 9.6万/坪 (150坪) | 8.1万/坪 (74.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津山口駅 11.2 万/坪(昨年同期比 +45.7 ％)
津山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +45.7％( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 54.5 坪から +38.9 ％増)。
備前原駅 6.1 万/坪(昨年同期比 -8.3 ％)
備前原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -8.3％( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 133.1 坪から -56.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.0 分 → 2023年 10.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示