【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期のJR本四備讃線 (茶屋町駅~児島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -10.2%( -1.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2019年)に比べて +64.3%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.2 坪 (昨年 124.5 坪から -12.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。児島駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは児島駅で昨年に比べ -14.5 %、坪単価は 10.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(上の町駅)は +1800.5 %(坪単価 +9.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(児島駅)は -14.5 %(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 22.2 分 → 2020年 19.8 分、-10.8 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった茶屋町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +0.5%( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上の町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +1800.5%( +9.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR本四備讃線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
茶屋町駅 | 16.3万/坪 (110坪) | 16.2万/坪 (122坪) | 21.6万/坪 (85.2坪) |
植松駅 | 10.2万/坪 (82.4坪) | - | 7.3万/坪 (151坪) |
木見駅 | 12.4万/坪 (249坪) | - | - |
上の町駅 | 9.7万/坪 (141坪) | 0.5万/坪 (393坪) | 8.7万/坪 (205坪) |
児島駅 | 10.1万/坪 (76.0坪) | 11.8万/坪 (63.9坪) | 9.6万/坪 (96.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上の町駅 9.7 万/坪(昨年同期比 +1800.5 %)
上の町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +1800.5%( +9.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 141.4 坪 (昨年 393.3 坪から -64.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 18.0 分 → 2020年 13.5 分、-25.0 %と大きく減少)
児島駅 10.1 万/坪(昨年同期比 -14.5 %)
児島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -14.5%( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 76.0 坪 (昨年 63.9 坪から +18.9 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示