【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のJR太多線 (多治見駅~美濃太田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -3.0%( -0.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 37 件(1年前(2021年)に比べて +48.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 94.6 坪 (昨年 103.2 坪から -8.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。小泉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小泉駅で昨年に比べ +55.3 %、坪単価は 16.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(小泉駅)は +55.3 %(坪単価 +6.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下切駅)は -61.7 %(坪単価 -3.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 5.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.0 分 → 2022年 28.3 分、+28.9 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +55.3%( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下切駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -61.7%( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR太多線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多治見駅 | 11.0万/坪 (73.1坪) | 12.6万/坪 (103坪) | 15.8万/坪 (65.9坪) |
小泉駅 | 16.9万/坪 (67.6坪) | 10.9万/坪 (104坪) | 9.2万/坪 (83.2坪) |
根本駅 | 5.9万/坪 (140坪) | 6.1万/坪 (67.6坪) | 10.7万/坪 (117坪) |
姫駅 | 4.5万/坪 (78.7坪) | - | 14.2万/坪 (84.7坪) |
下切駅 | 1.9万/坪 (103坪) | 5.1万/坪 (163坪) | 2.7万/坪 (185坪) |
可児駅 | - | - | - |
美濃川合駅 | 14.4万/坪 (69.6坪) | - | 7.5万/坪 (90.8坪) |
美濃太田駅 | 10.2万/坪 (103坪) | 10.9万/坪 (78.1坪) | 11.9万/坪 (170坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小泉駅 16.9 万/坪(昨年同期比 +55.3 %)
小泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +55.3%( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.6 坪 (昨年 104.0 坪から -35.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 16.0 分 → 2022年 13.0 分、-18.8 %と減少)
下切駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -61.7 %)
下切駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -61.7%( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 163.4 坪から -37.0 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示