【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期のJR小海線 (小淵沢駅~清里駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +14.2%( +0.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 97 件(1年前(2020年)に比べて -4.0%( -4件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均土地面積は 203.4 坪 (昨年 191.8 坪から +6.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。小淵沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小淵沢駅で昨年に比べ +38.2 %、坪単価は 3.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(小淵沢駅)は +38.2 %(坪単価 +0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(清里駅)は -52.1 %(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.0 % → 2021年 2.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小淵沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +38.2%( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて -31.2%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった清里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -52.1%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR小海線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小淵沢駅 | 3.2万/坪 (189坪) | 2.3万/坪 (174坪) | 3.3万/坪 (238坪) |
甲斐小泉駅 | 2.6万/坪 (182坪) | 2.3万/坪 (199坪) | 2.2万/坪 (202坪) |
甲斐大泉駅 | 2.8万/坪 (217坪) | 2.6万/坪 (199坪) | 2.8万/坪 (196坪) |
清里駅 | 1.3万/坪 (351坪) | 2.8万/坪 (209坪) | 2.3万/坪 (117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小淵沢駅 3.2 万/坪(昨年同期比 +38.2 %)
小淵沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +38.2%( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて -31.2%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 189.0 坪 (昨年 173.7 坪から +8.8 %増)。
清里駅 1.3 万/坪(昨年同期比 -52.1 %)
清里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -52.1%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 350.9 坪 (昨年 208.7 坪から +68.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.7 分 → 2021年 21.3 分、+28.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示