【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の山陽新幹線 (新岩国駅～新下関駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +51.6％( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(１年前(2022年)に比べて -15.6％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 96.7 坪 (昨年 110.8 坪から -12.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。徳山駅、厚狭駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新下関駅で昨年に比べ +132.1 ％、坪単価は 17.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(新下関駅)は +132.1 ％(坪単価 +9.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新山口駅)は -53.2 ％(坪単価 -10.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 34.2 分 → 2023年 28.4 分、-17.0 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +132.1％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -18.2％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.5万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -53.2％( -10.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 山陽新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新岩国駅 | 13.0万/坪 (53.7坪) | 5.8万/坪 (135坪) | - |
| 徳山駅 | 16.0万/坪 (118坪) | 11.7万/坪 (96.0坪) | 18.4万/坪 (74.1坪) |
| 新山口駅 | 9.5万/坪 (182坪) | 20.3万/坪 (114坪) | 10.5万/坪 (142坪) |
| 厚狭駅 | 11.0万/坪 (68.6坪) | 5.9万/坪 (82.9坪) | 2.2万/坪 (256坪) |
| 新下関駅 | 17.0万/坪 (59.7坪) | 7.3万/坪 (133坪) | 14.6万/坪 (92.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新下関駅 17.0 万/坪(昨年同期比 +132.1 ％)
新下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +132.1％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -18.2％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 133.2 坪から -55.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 32.5 分 → 2023年 21.4 分、-33.9 ％と大きく減少)
新山口駅 9.5 万/坪(昨年同期比 -53.2 ％)
新山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.5万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -53.2％( -10.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 181.5 坪 (昨年 113.9 坪から +59.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 7.0 分 → 2023年 12.3 分、+76.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示