【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期のJR高山本線 (猪谷駅～富山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -9.4％( -1.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 39 件(１年前(2021年)に比べて -27.8％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.8 坪 (昨年 100.6 坪から -17.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。千里駅、婦中鵜坂駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東八尾駅で昨年に比べ +1037.0 ％、坪単価は 9.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(東八尾駅、千里駅)は +557.8 ％(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(富山駅、笹津駅)は -17.2 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.9 ％ → 2022年 2.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -19.5％( -5.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 20 件(１年前(2021年)に比べて -28.6％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笹津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -14.9％( -0.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR高山本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 猪谷駅 | - | - | - |
| 楡原駅 | 2.8万/坪 (28.7坪) | - | - |
| 笹津駅 | 2.9万/坪 (87.0坪) | 3.5万/坪 (50.7坪) | 6.3万/坪 (189坪) |
| 東八尾駅 | 9.6万/坪 (72.6坪) | 0.8万/坪 (97.6坪) | - |
| 越中八尾駅 | - | 3.7万/坪 (127坪) | 4.2万/坪 (190坪) |
| 千里駅 | 5.8万/坪 (26.5坪) | 3.3万/坪 (110坪) | 3.0万/坪 (109坪) |
| 速星駅 | 9.7万/坪 (94.8坪) | 9.3万/坪 (148坪) | 11.9万/坪 (68.8坪) |
| 婦中鵜坂駅 | 12.3万/坪 (45.4坪) | 7.3万/坪 (52.9坪) | 6.5万/坪 (93.8坪) |
| 西富山駅 | 12.7万/坪 (135坪) | 13.7万/坪 (63.5坪) | 17.1万/坪 (48.4坪) |
| 富山駅 | 21.0万/坪 (75.6坪) | 26.2万/坪 (107坪) | 28.3万/坪 (79.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東八尾駅 9.6 万/坪(昨年同期比 +1037.0 ％)
東八尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1037.0％( +8.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 97.6 坪から -25.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 25.0 分 → 2022年 30.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
千里駅 5.8 万/坪(昨年同期比 +78.7 ％)
千里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +78.7％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 26.5 坪 (昨年 109.7 坪から -75.9 ％減)。
富山駅 21.0 万/坪(昨年同期比 -19.5 ％)
富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -19.5％( -5.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 20 件(１年前(2021年)に比べて -28.6％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 106.7 坪から -29.1 ％減)。
笹津駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -14.9 ％)
笹津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -14.9％( -0.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.0 坪 (昨年 50.7 坪から +71.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.3 分 → 2022年 37.5 分、+67.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示