【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の阪神本線 (千船駅~大阪梅田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 186万円/坪(56.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +81.3%( +83.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.4 坪 (昨年 19.5 坪から +122.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。野田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千船駅で昨年に比べ +470.0 %、坪単価は 130 万円/坪となった。
上位 1 駅(千船駅)は +470.0 %(坪単価 +107.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福島駅)は +19.5 %(坪単価 +28.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.8 分 → 2023年 10.3 分、+117.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 62.5 % → 2023年 33.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった野田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 256万円/坪(77.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +67.4%( +103.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +470.0%( +107.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪神本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千船駅 | 130万/坪 (51.4坪) | 22.9万/坪 (18.2坪) | 58.9万/坪 (16.6坪) |
姫島駅 | - | 28.9万/坪 (24.2坪) | 79.3万/坪 (22.7坪) |
淀川駅 | - | - | - |
野田駅 | 256万/坪 (36.3坪) | 153万/坪 (19.2坪) | 141万/坪 (43.1坪) |
福島駅 | 172万/坪 (42.4坪) | 144万/坪 (18.9坪) | 206万/坪 (40.8坪) |
大阪梅田駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千船駅 130.3 万/坪(昨年同期比 +470.0 %)
千船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +470.0%( +107.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 18.2 坪から +183.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.5 分 → 2023年 8.0 分、+77.8 %と大きく増加)
福島駅 172.4 万/坪(昨年同期比 +19.5 %)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 172万円/坪(52.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +19.5%( +28.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 18.9 坪から +124.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.0 分 → 2023年 18.0 分、+200.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示