【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の阪神本線 (千船駅~大阪梅田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.6万円/坪(23.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -41.5%( -55.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -54.5%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 33.8 坪 (昨年 63.9 坪から -47.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(千船駅)は -31.5 %(坪単価 -28.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福島駅)は -55.0 %(坪単価 -134.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.3 分 → 2023年 9.6 分、+53.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 36.4 % → 2023年 20.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -55.0%( -134.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.3万円/坪(18.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -31.5%( -28.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
阪神本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千船駅 | 61.3万/坪 (41.6坪) | 89.5万/坪 (25.7坪) | 49.3万/坪 (203坪) |
姫島駅 | - | 58.9万/坪 (56.0坪) | - |
淀川駅 | - | 356万/坪 (123坪) | - |
野田駅 | - | - | 168万/坪 (19.7坪) |
福島駅 | 110万/坪 (18.2坪) | 245万/坪 (40.8坪) | 200万/坪 (49.9坪) |
大阪梅田駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千船駅 61.3 万/坪(昨年同期比 -31.5 %)
千船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.3万円/坪(18.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -31.5%( -28.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 41.6 坪 (昨年 25.7 坪から +61.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 4.0 分 → 2023年 4.5 分、+12.5 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 50.0 %)
福島駅 110.2 万/坪(昨年同期比 -55.0 %)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -55.0%( -134.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 40.8 坪から -55.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.0 分 → 2023年 13.0 分、+62.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示