【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の阪神本線 (千船駅~大阪梅田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 376万円/坪(114万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +236.9%( +264.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.0 坪 (昨年 46.9 坪から +68.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。姫島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千船駅で昨年に比べ +111.2 %、坪単価は 126 万円/坪となった。
上位 1 駅(千船駅)は +111.2 %(坪単価 +66.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福島駅)は -35.3 %(坪単価 -66.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 % → 2023年 25.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +111.2%( +66.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった姫島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +44.6%( +33.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪神本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千船駅 | 126万/坪 (15.1坪) | 59.5万/坪 (49.9坪) | 0.19万/坪 (103坪) |
姫島駅 | 109万/坪 (34.8坪) | 75.6万/坪 (47.6坪) | - |
淀川駅 | - | - | - |
野田駅 | - | 110万/坪 (46.9坪) | - |
福島駅 | 122万/坪 (39.3坪) | 189万/坪 (43.4坪) | 99.2万/坪 (27.2坪) |
大阪梅田駅 | 1,146万/坪 (227坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千船駅 125.6 万/坪(昨年同期比 +111.2 %)
千船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +111.2%( +66.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 49.9 坪から -69.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 7.3 分 → 2023年 5.0 分、-31.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 100.0 %)
福島駅 122.1 万/坪(昨年同期比 -35.3 %)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -35.3%( -66.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 43.4 坪から -9.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 10.3 分 → 2023年 13.0 分、+25.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示